羽休みに娯楽を

ラノベや漫画やアニメやら

涼宮ハルヒの溜息 角川文庫

涼宮ハルヒの溜息 (角川文庫)

(内容)

「世界が普通すぎる」という悩みを解消するため、涼宮ハルヒが立ち上げた謎団体SOS団。その目的は宇宙人未来人超能力者を探し出して一緒に遊ぶことだが、すでに宇宙人(以下略)の不思議的存在に出会っていることにハルヒは気づかない。活動目的を果たせないまま、来る文化祭でハルヒが映画を上映すると言い出した。撮影中俺たちは、ハルヒの思いつきで起こる世界改変に振り回されて―!?

(感想)

文化祭の出し物として、SOS団は映画を作ることになり、ハルヒに振り回される面々。小泉、長門、朝比奈さんは各勢力の都合で、あまりハルヒに口出しできないから、言う通りに動くしかないのは辛すぎる。ただ、そこはキョンがはっきりとハルヒに怒るのは主人公だよなと。

随分とフラストレーションが溜まる展開でしたが、結局のところハルヒキョンとの距離を近くに置いて勘違いしてたっていうね。


仲直りする為にハルヒに歩み寄るキョンが不思議な格好良さがあって、やっぱりハルヒの隣にはキョンが必要なんだと感じました。


ハルヒという台風をどう導いていくのか、見ものですね。

キミの忘れかたを教えて

キミの忘れかたを教えて (角川スニーカー文庫)


一度諦めてしまった。投げ出してしまった。

松本修が大学を中退し、実家に帰ってきて、腐っていたところから立ち上がり、再生する物語。


腐っていたときに故郷に戻り、昔やってしまった過ちと向き合い、以前から付き合っていた人たちに助けられて、何かを成し遂げようとする物語が好きです。

そして、幼馴染の鞘音との確執を抱えながらもいちゃつくの良いです。甘々な2人がぶつかり合う最後は盛り上がりました。

 

また、修と鞘音以外のキャラも良いキャラしてて、引き立て役に収まらない活躍をしてました。


1巻はプロローグ的な内容なので、2巻を楽しみにしてます。

その白さえ嘘だとしても

その白さえ嘘だとしても (新潮文庫nex)

その白さえ嘘だとしても (新潮文庫nex)


階段島シリーズ第2巻。


階段島シリーズの中で一番印象深いといっても良いお話。クリスマスが近づく中、階段島に問題が発生し、主要人物たちが様々な想いが交差しあう流れが好きです。最終的に一本の線になっていて、ただただ驚きます。1回目読んだ時から時間が経って、再読したら佐々岡や水谷の語りが素直に頭に入ってきました。

佐々岡のヒーローへの想いや水谷の心情がよく伝わってきて、胸を打たれました。思春期を過ぎたら捨ててしまう感情を大切にもってたらなと思う。難しいかな。


そして、真辺のちょっとした成長が微笑ましいし、可愛いと迂闊にも思いました。


七草は罪な男だなと思いました。


さて、魔女の正体が明らかになって、これからどうなるかな〜

君と漕ぐ ながとろ高校カヌー部

君と漕ぐ: ながとろ高校カヌー部 (新潮文庫)


武田綾乃作品。


女子高校生がカヌーという競技に様々な角度から、色々な考え方を持って挑んでいて、なんの部活をやっていても現れる天才や実力を発揮する難しさにぶつかる。そして人間関係も葛藤が渦巻いていて、素人でも明るい舞奈が癒しになってます。

今巻だけでもまとまっていますが、これからが楽しみですので、続きも読みたい。舞奈の公式戦も見たいし。

心理描写が良くて、カヌーという知らない競技でも飽きることなく、物語に没頭出来ました。ただ、カヌーという競技を頭で想像し切れないことか残念だった。




ユーフォで作者を知りましたが、こういう人間関係の隙間や感情の表し方などに長けていて、凄い濃密な作品でした。自分は好きですね。こういうの。

作者の他作品にも興味が湧きました。

ヘタレな僕はノーと言えない

ヘタレな僕はノーと言えない (幻冬舎文庫)


筏田かつら先生の甘い、そしてちょっと辛い恋の物語でした。


社会人の県庁職員・浩己と凄腕の職人・彬が仕事の関係から休日お手伝いに行き、関係を育み、次第に恋に落ちる。


1巻完結だから駆け足気味な展開で、もっと話を広げられるんじゃないかと惜しい気待ちが強いです。この作者なら上下巻で出して欲しかった。ただ、気になるところはあるけども、充分に楽しめる1冊になってると思います。

冒頭の昔2人が合っていたシーンが見事に回収されたり、浩己が段々と想いが膨れ上がっていき、溢れる終盤は一気に読めます。


恋に飢えている人、是非手にとって読んでいただきたい。


一筋縄にはいかない恋をどうぞ。

やがて君になる(5)

やがて君になる(5) (電撃コミックスNEXT)

やがて君になる(5) (電撃コミックスNEXT)


踏み込む、侑。踏み込めなかった、沙弥香。

少しの差が関係において差がついていて、この物語は生きているって感じがして良いですね。侑に嫉妬しながらも自分のスタンスを崩さない沙弥香は凄い。


あと、侑の友人の叶と朱里にもスポットが当たっていて、この2人も自分の生き方を模索してる感じがする。だから侑と仲良くいられるのかな。


さて、生徒会の劇はどうなるか。

リベリオ・マキナ [ー《白檀式》水無月の再起動ー]

リベリオ・マキナ ―《白檀式》水無月の再起動― (電撃文庫)


電撃小説大賞銀賞受賞作


王道な物語で、多少物足りなさを感じるが、読み終えた後は爽快な気分になる。終わり良ければそれで良しみたいな感じか。


主人公の水無月が危険なオートマタということで世間に認知されてるというのに、自分の破壊衝動を優先して、言い訳するのは身勝手過ぎるかなと。ただ、最後に葛藤を乗り越えるところが書かれていて、来るものがあった。次巻以降、水無月がどう立ち回るのか楽しみ。あと、アイスに関心を示し黙々と食べるのは可愛い過ぎ。流石男の娘!


ヒロインのカノンとリタは水無月に振り回されながらも自分を示していってほしいなと思います。