羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

継母の連れ子が元カノだった 昔の恋が終わってからくれない

(内容)

ある中学校である男女が恋人となり、イチャイチャして、些細なことですれ違い、ときめくことより苛立つことのほうが多くなって…卒業を機に別れた。そして高校入学を目前に二人は―伊理戸水斗と綾井結女は、思いがけない形で再会する。「僕が兄に決まってるだろ」「私が姉に決まってるでしょ?」親の再婚相手の連れ子が、別れたばかりの元恋人だった!?両親に気を遣った元カップルは、『異性と意識したら負け』という“きょうだいルール”を取り決めるが―お風呂上がりの遭遇に、二人っきりの登下校…あの頃の思い出と一つ屋根の下という状況から、どうしてもお互いを意識してしまい!?

(感想)

甘々両思いラブコメの始まりだ!


過去に付き合っていたが、別れた主人公・水斗とヒロイン・結女が両親の再婚で一緒に住むっていうのは、今まで読んだことがないので、読む前から期待してました。

読んでみたら、期待通りにベタ甘で、2人の空間だけで砂糖の量がとんでもなく多くて、胸焼けを起こしそうだ。

互いに、反発し合いながらも、昔の関係より親しくなっていくのは、読んでてニヤニヤする。

脇を固める南と川波も良いキャラしていて、素晴らしい。



この作品のベタベタで甘々な水斗と結女の空間をいつまでも読みたいと思った。



甘い雰囲気の作品が好きな人は読むしかない!

閻魔堂沙羅の推理奇譚

 

閻魔堂沙羅の推理奇譚 (講談社タイガ)

閻魔堂沙羅の推理奇譚 (講談社タイガ)

 

 

(内容)

俺を殺した犯人は誰だ?現世に未練を残した人間の前に現われる閻魔大王の娘―沙羅。赤いマントをまとった美少女は、生き返りたいという人間の願いに応じて、あるゲームを持ちかける。自分の命を奪った殺人犯を推理することができれば蘇り、わからなければ地獄行き。犯人特定の鍵は、死ぬ寸前の僅かな記憶と己の頭脳のみ。生と死を賭けた霊界の推理ゲームが幕を開ける―。

(感想)

面白かった。

死んだ人が自分を殺した人を突き止めて、生き返り、更生するという題材を短編で繋ぎ合せた一冊です。ちなみにミスったら地獄行きです。

 

読み始めはあれ?合わないかもと思ったが杞憂でした。なぜならネタバレですが、誰も推理をしくじらないからです。最初はこれ、当てられないだろと思って、胸糞悪くなるのかなと不安でしたが、今巻は1巻目だからか、全員当てます(言っていいのか)

なので、安心して読めると思います。ただ、続いていくうえでは地獄に落ちる人も出てくるかもしれません。そこは仕方ないのかなと。

 

中途半端、ネガティヴ、おばあちゃん、ヤンキーが出てきましたが、次巻はどんな人が出てくるのか楽しみです。

 

死を目の前にした人は強いとは、このことだなと改めて思いました。

非常に巧みな文章、構成、テンポで読ませていただきました。

 

ご馳走さまでした。

ツルネ ー風舞高校弓道部ー

KAエスマ文庫 ツルネ ?風舞高校弓道部?

 

(内容)

中学時代の出来事が原因で弓道から逃げてしまった鳴宮湊は、高校で新しく出会った仲間たちとともに県大会優勝を目指す。 しかしそれは簡単なことではなくて……。 弓道を通して成長していく彼らの煌めく瞳に心を射抜かれる!弓道青春ストーリー開幕!

(感想)

ただ今、アニメが放送されているのですが、毎週楽しみにしてます。

弓道が題材ということで、少々地味な印象を受けるかもしれませんが、部員全員の弓道にかける想いをそれぞれの葛藤を含みつつ描かれているので、立派な青春作品になっています。

 

弓に詳しい人はより楽しめると思いますし、知らなくても十二分に楽しめます。

 

弓道にかける彼等の想いを是非見届けてほしいです。

 

少しご都合主義なところがありますが、それはご愛嬌ということで。

風が強く吹いている

風が強く吹いている (新潮文庫)

風が強く吹いている (新潮文庫)

(内容)

箱根駅伝を走りたい―そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何?走るってどういうことなんだ?十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく…風を感じて、走れ!「速く」ではなく「強く」―純度100パーセントの疾走青春小説。

(感想)

現在、テレビアニメが放送されていて、めちゃくちゃ面白いので読むのを楽しみにしていました。実はアニメ終わってから読もうと思っていたんですが、アニメが面白すぎるから我慢出来なくなって読みました。


小説は小説の味があって、中身にのめり込むような魅力がありました。

竹青荘のメンバーがそれぞれ抱えているものを秘めながら、箱根駅伝を目指して走る。走る意味とは?走りとは?問いかけながら進んでいく人間群像劇といった感じで、結構分厚い一冊なんですけど、読み始めたら止まりません。読んでて、自分も走ってるみたいでした。そして、竹青荘のメンバーは小説内で確かに「生きてる」温度がありました。



詳しい内容はアニメや小説に触れて確かめてください。面白さは触れただけで伝わってきます。


走りに興味がある、なし。箱根駅伝を見てる、見てない。それぞれ感性があると思いますが、彼等の「強い」走りに胸を打たれるでしょう。

2018年 11月 読んだ本 読書メーターから

・新刊で面白かった作品

いでおろーぐ7

14歳とイラストレーター6

ロクでなし魔術講師と禁忌教典13

ストライク・ザ・ブラッド19

・新作で面白かった作品

毒舌少女のために帰宅部辞めました

やがて君になる 佐伯沙弥香について

勇者よ、頼むからオレでなく魔王さまに惚れてくれ!絶対絶命の魔王参謀


12月は新作で面白い作品と出会えたら良いなと思いました。



11月の読書メーター
読んだ本の数:33
読んだページ数:11066
ナイス数:590

異世界修学旅行 DX (ガガガ文庫)異世界修学旅行 DX (ガガガ文庫)感想
本編と並行して、新聞掲載するのは大変だよなぁ。これでこのシリーズは終わりだけど、作者には感謝の気持ちしかないです。
読了日:11月29日 著者:岡本 タクヤ
WHITE ALBUM2 雪が紡ぐ旋律 3 (GA文庫)WHITE ALBUM2 雪が紡ぐ旋律 3 (GA文庫)感想
アニメ後はこんなことになってたのか… 展開がドロ沼にハマってるが、どう変化していくのか、気になる。
読了日:11月28日 著者:月島 雅也
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10 (ガガガ文庫)感想
葉山と雪乃の噂、葉山の文系理系選択、奉仕部は動く。3人が協力して動くのは良い雰囲気だ。今巻は八幡と葉山の対象的な2人のぶつかり合い、読み応えがありました。
読了日:11月27日 著者:渡 航
冴えない彼女の育てかたFD2 (ファンタジア文庫)冴えない彼女の育てかたFD2 (ファンタジア文庫)感想
話的には物足りないが、久しぶりに冴えカノの雰囲気に浸ることができて良かった。映画を楽しみにしています。
読了日:11月26日 著者:丸戸 史明
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 11 (GA文庫)俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 11 (GA文庫)感想
パチレモン復活作戦。乙女の会がまとまって動くの久しぶりだなーと思った。あと、ヒメのブレイクは予想出来るが、いざそうなるとショックだよなぁ。ブヒィィィ。
読了日:11月25日 著者:裕時 悠示
ストライク・ザ・ブラッド19 終わらない夜の宴 (電撃文庫)ストライク・ザ・ブラッド19 終わらない夜の宴 (電撃文庫)感想
久しぶりの本編。キャラが多くなっていって、かつパワーバランスが崩れてきながらも古城達を苦境に立たせるのは見事。前後編の後編に大いに期待を持たせる前編でした。早く次巻が読みたいです。
読了日:11月25日 著者:三雲 岳斗
ロクでなし魔術講師と禁忌教典13 (ファンタジア文庫)ロクでなし魔術講師と禁忌教典13 (ファンタジア文庫)感想
熱い… グレンとアルベルト、互いに知り尽くした2人がそれぞれの思考を読み、最善手を打ち続ける。読んでて、ワクワクが止まらなかった。男の子なら好きだよね!
読了日:11月24日 著者:羊太郎
14歳とイラストレーター6 (MF文庫J)14歳とイラストレーター6 (MF文庫J)感想
既存キャラの成長、良い新キャラの登場、細かな業界話。このシリーズは本当に飽きないな。もっともっと続きが読みたい。
読了日:11月23日 著者:むらさき ゆきや
切れない糸 (創元推理文庫)切れない糸 (創元推理文庫)感想
クリーニング店からどうやって、ミステリーに繋げるか気になってたけど杞憂でした。坂木先生らしい、優しくて温かみがある話でした。人と人の繋がりは糸みたいだね。
読了日:11月22日 著者:坂木 司
デート・ア・ライブ アンコール8 (ファンタジア文庫)デート・ア・ライブ アンコール8 (ファンタジア文庫)感想
狂三出ないなと思ったら、最後に笑 やっぱり狂三がいないと締まらないね。
読了日:11月21日 著者:橘 公司
キノの旅〈13〉the Beautiful World (電撃文庫)キノの旅〈13〉the Beautiful World (電撃文庫)感想
凄い国、違法の国、必要な国が好きでした。
読了日:11月20日 著者:時雨沢 恵一
忘られのリメメント忘られのリメメント感想
詳しいことは分からなかった。だが、面白かった。設定や主人公の魅力は読んだら分かるし、物語の深みにハマりました。
読了日:11月19日 著者:三雲岳斗
少女ノイズ (光文社文庫)少女ノイズ (光文社文庫)感想
ミステリーの皮を被った、ラブコメだった。ミステリーの部分は瞑が引っ張り、ラブコメはスカが引っ張ってたように思う。非常に面白かったです。
読了日:11月18日 著者:三雲 岳斗
50%のユーレイ (双葉文庫)50%のユーレイ (双葉文庫)感想
普通。良くも悪くもなく、スラスラ読めた。
読了日:11月17日 著者:長山 新
いでおろーぐ!7 (電撃文庫)いでおろーぐ!7 (電撃文庫)感想
久しぶりの刊行されたと思ったら最終巻か。終わるごとに意味があると思うので、出てくれて良かった。次回作を楽しみにしてます。
読了日:11月16日 著者:椎田 十三
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9 (ガガガ文庫)感想
再読。いろはすが生徒会長として困ってるから、八幡が個人で動く。だが、今までにない問題で困り果てる… そんな時に八幡は自分の気持ちに気づく。八幡、雪乃、結衣が関係を取り戻したときは嬉しかった。偽物より本物だよな。
読了日:11月15日 著者:渡 航
水族館の殺人 (創元推理文庫)水族館の殺人 (創元推理文庫)感想
容疑者11人もいると登場人物の把握は難しいな。自分は途中から、推理を諦めた。だが、内容は論理的で、かつ感情的な展開を見せてくれて面白かった。裏染の掘り下げも始まったし、続きが楽しみ。
読了日:11月13日 著者:青崎 有吾
僕と死神の七日間 (電撃文庫)僕と死神の七日間 (電撃文庫)感想
結末に少し疑問が浮かぶ。ただ、ハッピー、ビター、バット、どの終わりでも納得出来るような構成だったのは上手いなと。この作者はハッピーを選ぶのは過去作を読んでたら分かる気がします。
読了日:11月12日 著者:蘇之 一行
やがて君になる 佐伯沙弥香について (電撃文庫)やがて君になる 佐伯沙弥香について (電撃文庫)感想
佐伯沙弥香について。原作が始まる前のエピソード0。佐伯沙弥香についてよく知ることが出来た。続きが読みたい。読みたい。
読了日:11月12日 著者:入間 人間
ロートケプシェン、こっちにおいで (創元推理文庫)ロートケプシェン、こっちにおいで (創元推理文庫)感想
まさに日常の謎。学生が主軸だとクラスの中の空気に抗うか抵抗しないかという定番な流れ。学生でいるうちは意思をはっきりさせるのは難しいよねー。あと、物語的には叙述トリックに気づかないというか必要あったかなって感じ。ともあれ、面白かったです。
読了日:11月11日 著者:相沢 沙呼
旅猫リポート (講談社文庫)旅猫リポート (講談社文庫)感想
映画見てから読みました。映画の補足としてもあり、というか原作か。映画では壮大に削られた、ヨシミネの話が1番好きだ。映画で見たかった… 全体的に良い物語だ。
読了日:11月10日 著者:有川 浩
私が大好きな小説家を殺すまで (メディアワークス文庫)私が大好きな小説家を殺すまで (メディアワークス文庫)感想
頭にガツンと入ってくる作品は定期的に読みたいです。今作はかなり来ました。読み終えた後に表紙を見ると色々な感情が湧いて来ますね。
読了日:11月09日 著者:斜線堂 有紀
dele2 (角川文庫)dele2 (角川文庫)感想
祐太郎の過去はドラマと違いましたが、これはこれで良いと思いました。ドラマと小説共にこれから続いていってくれると嬉しい限りです。
読了日:11月08日 著者:本多 孝好
お人好しの放課後 (御出学園帰宅部の冒険) (創元推理文庫)お人好しの放課後 (御出学園帰宅部の冒険) (創元推理文庫)感想
面白いは面白い。日常系の謎はやっぱり良いと思った。短編構成だけど1話1話読み応えがあった。続きも読みますかね。
読了日:11月07日 著者:阿藤 玲
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。8 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。8 (ガガガ文庫)感想
再読。いろはす本編に参戦。修学旅行の流れが続いていて、空気が悪くなっていた奉仕部。いろはすの依頼で生徒会長選挙の問題に取り掛かる八幡、結衣、雪乃はみんな、それぞれ違う道に進んでいく…… 雪乃の本音は最後まで誰も気づけなかったんだな…
読了日:11月06日 著者:渡 航
毒舌少女のために帰宅部辞めました (角川スニーカー文庫)毒舌少女のために帰宅部辞めました (角川スニーカー文庫)感想
毒舌を直すだけかーと思ったら、本当は……みたいな。最初は軽い感じかと思ったら途中に明かされたアリナの秘密で、ちょっと重めな話に変わったかな。読み終えたら、全体的に明るい感じでふざけた彗の言葉回しが癖になります。ただ、アリナの秘密や白奈との関係も解決してないので、続いてくれると嬉しいです。
読了日:11月05日 著者:水埜 アテルイ
ワーキング・ホリデー (文春文庫)ワーキング・ホリデー (文春文庫)感想
離れて暮らしていた、父・大和と息子・進の一夏の交流。互いにぶつかり合いながら親子になっていく2人も良いし、周りの支えてくれる人達もみんな良い人で、幸せな空間だと思った。次巻は母の由希子が出てくるのかな。楽しみにしてます。
読了日:11月04日 著者:坂木 司
次回作にご期待下さい 2 (角川文庫)次回作にご期待下さい 2 (角川文庫)感想
嫌な部分がありつつも最後まで読めるのは作品の完成度が高いからか。今回は、盗作と才能というデリケートなものを上手く取り扱っていて良かったです。続きが出たら、なんだかんだで読むんだろうなぁ。
読了日:11月03日 著者:問乃 みさき
別冊図書館戦争II (図書館戦争シリーズ 6) (角川文庫)別冊図書館戦争II (図書館戦争シリーズ 6) (角川文庫)感想
シリーズ最終巻。手塚と柴崎がなんとかくっついて良かった。めでたいね。もう終わりかと思うと寂しい気もするけど、これ以上は求めすぎかな。爽快な作品でした。
読了日:11月02日 著者:有川 浩
別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5) (角川文庫 あ)別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5) (角川文庫 あ)感想
本編のご褒美みたいなベッタベッタに甘い話。ありがとうございます。堂上と笠原の関係は側から見てるぶんには良いな。幸せになってくれ。
読了日:11月01日 著者:有川 浩
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7.5 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7.5 (ガガガ文庫)感想
再読。本編がギスギスしてる中、明るい話を入れられてもみたいな… いろはす短い初登場だけど、即ヒッキーに警戒されるあざとさは天性だ。
読了日:11月01日 著者:渡 航
勇者よ、たのむからオレでなく魔王さまに惚れてくれ! 絶体絶命の魔軍参謀 (ファミ通文庫)勇者よ、たのむからオレでなく魔王さまに惚れてくれ! 絶体絶命の魔軍参謀 (ファミ通文庫)感想
壱日先生、ファミ通文庫に参戦。アンチファンタジーとして秀逸。一冊通してふざけっぱなしで切れ味良いです。魔王(女)、魔王参謀(男)、勇者(女)の三角関係はどうなっていくのか楽しみです。
読了日:11月01日 著者:壱日千次
新約 とある魔術の禁書目録(21) (電撃文庫)新約 とある魔術の禁書目録(21) (電撃文庫)感想
アレイスター重点に置かれてて退屈だったから流し読み。ただ、終盤の上条さんの奮い立つシーンと、浜面が悔しさを滲ませながら決意を固めるところが熱いかった。あと、一方通行とクリファパズル545の関係も良き。次巻は期待出来そう。
読了日:11月01日 著者:鎌池 和馬

読書メーター

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる11

 

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 11 (GA文庫)
 

 

(内容)

「パチレモン復活大作戦!?」鋭太と真涼の対決した生徒会長選が終わった夏、乙女の会は休刊したモテカワ雑誌「パチレモン」再生に乗り出すことになった。「とびっきりの素敵な乙女たちが、私たちの周りにはいるじゃない!」真涼のアイデアで読者モデルとして協力することになった千和、ヒメ、愛衣は、真那やリス子と共に合宿を兼ねて東京に行くことに!夏の東京と言えば、コミケ!東京湾の華火祭!そして焼肉!?取材や撮影の中で、思い思いの夏を楽しむ少女たちだったが、これは真涼にとって父親に対する“戦い”でもあった…。裕時悠示×るろおが贈る、甘修羅らぶコメ第11弾!

(感想)

パチレモン復活作戦開始。

 

乙女の会が揃って動くの久しぶり。

ハーレムは置いといて、みんなが協力し合う和やかな雰囲気で、初期の頃に戻ったみたいだ。

 

緩やかに話が進んでいって、最後にヒメが大ブレイクを果たす。吉と出るか凶と出るか、続きが楽しみ。

 

カオル、カオリは正直どうでもいいかな。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10

(内容)

冬休み。のんびりとした年の瀬、そして年明け。合格祈願の初詣や買い物など、予定外の外出が重なる八幡が新年の街で出会ったのは、雪ノ下陽乃葉山隼人、そして…。共に過ごしてきた時間で、お互いのことを少しは知ったように思えた。でも知らないことの方がたくさんあるのだろう。今も、そしてこれからも―。二年生という学年ももうあとわずか。今を大切にしたいと思えば思うほど臆病になって、考えているのに答えは見つからないし、走っているのにゴールが見えない。彼ら彼女らの、新たなる季節、新たなる関係。


(感想)

年が明け、3学期、葉山と雪乃が付き合っているという噂が流れたり、葉山が文系理系選択を周りの人に教えないなどが起こる。

奉仕部は、葉山の真意に迫ろうとするが中々、隙を見せない。

優等生で誰からも期待される葉山は誰かに本意を当てて欲しかったっていうのは良かった。また、それを話すのが八幡っていうのがね。葉山と八幡は対象的だからこそ意識し合うんだろう。


陽乃さんはそろそろ引っ掻き回すのやめてもらいたいが、物語を動かすのに必要なのか… 


奉仕部3人のゆっくりと関係を進めるのは良い雰囲気だ。