羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

2019年 8月 読んだ本 読者メーターから

8月はなんと49冊も読めました。自分でも不思議です。面白い作品を読むとより、本を読もうと意欲が湧くからですかね。


・新作で特に面白かった作品

アヤカシ・ヴァリエイション

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/08/05/211500

吸血鬼に天国はない

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/08/13/220000

死体埋め部の悔恨と青春

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/08/14/211500

本屋の店員がダンジョンになんて入るもんじゃない!

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/08/25/213000

むしめづる姫宮さん

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/08/27/211500

夢に現れる君は、理想と幻想の僕の過去

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/08/31/214500

世界は愛を救わない

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/08/30/203000


・新刊で特に面白かった作品

ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか?4

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/08/11/220000

撃ち抜かれた戦場は、そこで消えていろⅢ

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/08/22/220000

ハル遠カラジ3

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/08/29/210000

誰も死なないミステリーを君に2

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/08/26/213000

さよならの言い方なんて知らない。

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/09/01/214500


・既刊で面白かった作品

灰と幻想のグリムガル14++

響け!ユーフォニアム 立華高校編 前後編

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/08/07/150000

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/08/08/220000

コップクラフト

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/08/09/211500

ようこそ実力至上主義の教室へ4

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/08/18/213000

GOSICK

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/08/24/120000

死神少女と最期の初恋

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/08/21/211500


8月の読書メーター
読んだ本の数:49
読んだページ数:14911
ナイス数:869

小説 ほしのこえ (角川文庫)小説 ほしのこえ (角川文庫)感想
宇宙と地球の超遠距離恋愛を描いていて、非常に感情が揺さぶられました。距離が離れていても初恋の人と気持ちが通じ合うのは良いなぁ。
読了日:08月31日 著者:大場惑
四月になれば彼女は (文春文庫)四月になれば彼女は (文春文庫)感想
あんまり物語に入りきれなかったので、微妙に感じた。
読了日:08月31日 著者:川村 元気
恋のキューピッドはハンドガンをぶっ放す。 (ガガガ文庫)恋のキューピッドはハンドガンをぶっ放す。 (ガガガ文庫)感想
青春ドタバタコメディ。未熟な少年、少女がぶつかり合うもので、飽きることなく最後まで突っ走っていけました。
読了日:08月30日 著者:神崎 紫電
世界は愛を救わない (講談社ラノベ文庫)世界は愛を救わない (講談社ラノベ文庫)感想
主人公・五郎と幼なじみの美香、貫地はそれぞれ、救われない愛を持っていて、世界を変えようとしている。最初は軽い話かと思いきや、謎が解けていくうちに、のしかかってくる愛。彼ら彼女らが迎える最後は苦いような晴れやかなような、どう受け取るかは人それぞれということで。
読了日:08月30日 著者:海老名 龍人
夢に現れる君は、理想と幻想とぼくの過去 (講談社ラノベ文庫)夢に現れる君は、理想と幻想とぼくの過去 (講談社ラノベ文庫)感想
ニートが主人公で、ヒロインはもう亡くなってるとか設定は斬新。重くなりそうな話なのに、ところどころにクスッとさせられるセンスが混ざってることで中和されてます。結末はしっかりと踏ん切りがつくもので良かったです
読了日:08月29日 著者:園生 凪
さよならの言い方なんて知らない。 (新潮文庫 こ 60-11 nex)さよならの言い方なんて知らない。 (新潮文庫 こ 60-11 nex)感想
角川スニーカー文庫で出ていたが、文庫を変えて再出発。何度読んでも良い逃げっぷりの香屋が架見崎という謎の街を攻略しようとあがくのが堪らなく面白い。香屋のパートナーの秋穂、2人の旧友のトーマ、それぞれが絡み合うのが魅力です。
読了日:08月29日 著者:河野 裕
武装中学生2045 -夏- 2 (ファミ通文庫)武装中学生2045 -夏- 2 (ファミ通文庫)感想
1巻に比べて、退屈でした。ハラハラ感が足りなかった。
読了日:08月29日 著者:岡本タクヤ
know (ハヤカワ文庫JA)know (ハヤカワ文庫JA)感想
情報を知るということを考えさせられる作品でした。頭の中が混乱しますが、良い話でした。将来、どんな風に世界が変わっていくのか楽しみになりました。
読了日:08月28日 著者:野崎 まど
誰も死なないミステリーを君に 2 (ハヤカワ文庫JA)誰も死なないミステリーを君に 2 (ハヤカワ文庫JA)感想
1巻に比べて、難易度が上がる第2巻。死線に振り回される佐藤と志緒。二転三転する状況に振り回されながらも、それでも、誰も死なないミステリーを作ろうとする二人が凄い。様々な趣向を凝らして作られていると感じました。
読了日:08月26日 著者:井上 悠宇
わたしの知らない、先輩の100コのこと1 (MF文庫J)わたしの知らない、先輩の100コのこと1 (MF文庫J)感想
高校生の先輩・男と後輩・女が通学電車でイチャイチャする。甘さがあり、軽く読めたが、あっさり休日とかで会っちゃうんだとか思った。後輩ちゃんの飽きっぽいという話は回収されず、あれ?となった。
読了日:08月26日 著者:兎谷 あおい
むしめづる姫宮さん (ガガガ文庫)むしめづる姫宮さん (ガガガ文庫)感想
虫を題材にして変化球みたいな作品かと思いきや、中身は真っ直ぐ青春のど真ん中をえぐってて、無事死にました。出来れば、夏の間に読んでもらいたいです。
読了日:08月25日 著者:手代木 正太郎
本屋の店員がダンジョンになんて入るもんじゃない! (ダッシュエックス文庫)本屋の店員がダンジョンになんて入るもんじゃない! (ダッシュエックス文庫)感想
本屋の店員が本の知識を活かして、ダンジョンに挑む。一風変わった作風で、コミカルに描きつつ、しっかり物語に芯を持たせていて非常に面白かった。これは売れてほしい!
読了日:08月25日 著者:しめさば,切符
ハル遠カラジ (3) (ガガガ文庫 あ)ハル遠カラジ (3) (ガガガ文庫 あ)感想
ハルがなんだが考えこんでるからってあれこれ手を出したくなるテスタに人間味を感じる笑 ハルの本音は悲しいけど、なんだか分かってしまう。続きが気になるので次巻は早めに出てほしいです。
読了日:08月24日 著者:遍 柳一
ロクでなし魔術講師と禁忌教典15 (ファンタジア文庫)ロクでなし魔術講師と禁忌教典15 (ファンタジア文庫)感想
最近はだれてきたなと思う。なんというか、行き当たりばったりな展開で物語に進展が見られない。初期の熱さはどこへやら。期待するんだけどなぁ。
読了日:08月24日 著者:羊太郎
真ハイスクールD×D 3 修学旅行のサンシャワー (ファンタジア文庫)真ハイスクールD×D 3 修学旅行のサンシャワー (ファンタジア文庫)感想
以前の京都編から10巻以上経って、再び京都へ。変わり具合が狂ってるなぁ。イッセー達が強くなってるが、敵も神になってくるし、ますますパワーバランスがおかしくなっていきますね。
読了日:08月23日 著者:石踏 一榮
撃ち抜かれた戦場は、そこで消えていろIII ―弾丸魔法とゴースト・プログラム― (ファンタジア文庫)撃ち抜かれた戦場は、そこで消えていろIII ―弾丸魔法とゴースト・プログラム― (ファンタジア文庫)感想
ついにアスリーの心が悲鳴を上げる。もうどうしようもないところまで、落ちていく。こうするしかないとは言え、次巻に続くはずるい。その分、アスリーの気持ちをしっかり描写し尽くしていた。
読了日:08月22日 著者:上川 景
死神少女と最期の初恋 (ファミ通文庫)死神少女と最期の初恋 (ファミ通文庫)感想
余命を宣告されても達観してる青年と魂を狩る死神が過ごす、特別な7日間。徐々に徐々に心を開いていく死神と青年の日常が尊い。終わりは甘さがあり、思うことありますが、1冊でまとめ切ってて良かったです。
読了日:08月21日 著者:水城 水城
由比ガ浜機械修理相談所 (DENGEKI)由比ガ浜機械修理相談所 (DENGEKI)感想
良い作品だった。ロボを限りなく人間に近づけて、そのロボと恋に落ちたら…というもの。好きな題材で、届いてほしいところまで届いてくれたらと思います。
読了日:08月21日 著者:斉藤 すず
小説 秒速5センチメートル (角川文庫)小説 秒速5センチメートル (角川文庫)感想
辛い… 初恋が最大の恋だっただけに、引きずってしまうのがなんとも言えない読後感でした。胸が引き裂かれる想いです。
読了日:08月20日 著者:新海 誠
誰も死なないミステリーを君に (ハヤカワ文庫JA)誰も死なないミステリーを君に (ハヤカワ文庫JA)感想
再読。そして誰もいなくなったをもじって、そして誰もいなくならなかった。ミステリーとしてはつまらないかもしれないが、幸せだよな。軽快な言葉遊びや、物語の運びがスムーズで、好きです。
読了日:08月19日 著者:井上 悠宇
そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
初めての海外作品はこの有名作。正直、キャラは覚えきれなかった。だが、無駄な部分は一切なく流れるように物語は進んでいって、読み終えたら納得。読んで良かった。
読了日:08月19日 著者:アガサ・クリスティー
GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)感想
人気作。今さらだが、読んでみた。ツンツンしてるヴィクトリカとあわてんぼうの久城がペアでいるからこそ魅力なんだと思いました。謎はあっさりしてたが、これからですね。
読了日:08月18日 著者:桜庭 一樹
ようこそ実力至上主義の教室へ (4) (MF文庫J)ようこそ実力至上主義の教室へ (4) (MF文庫J)感想
再読。清隆が暗躍するために駒集めをする。試験は地味で、軽井沢や平田の過去が明かされ、2人を上手く利用出来るような環境を整えるために清隆が鬼畜になってた。まさにここから清隆が動き始める。といったところ。
読了日:08月17日 著者:衣笠彰梧
コップクラフト2 (ガガガ文庫)コップクラフト2 (ガガガ文庫)感想
再読。吸血鬼、窃盗団の中編二本立て。マトバとティラナがぶつかり合いながらも仲を深めていってて微笑ましい。車に愛情を注いでいて、悲しみにくれてるマトバに誰も共感してくれないの可愛そう笑 
読了日:08月17日 著者:賀東 招二
武装中学生2045-夏- (ファミ通文庫)武装中学生2045-夏- (ファミ通文庫)感想
少年、少女が戦場に立ち、それぞれが違う覚悟を持ちながら、チームとして動いていくのは見事でした。ところどころに名台詞があり、面白かったです。
読了日:08月16日 著者:岡本タクヤ
もうひとりの魔女 (メディアワークス文庫)もうひとりの魔女 (メディアワークス文庫)感想
うーん。続編として出すほどではなかったと思う。
読了日:08月16日 著者:入間 人間
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)感想
大体予想通りでしたが、ハラハラ、ドキドキするように情報を小出しにして、今と過去を繋げていて読み応えがありました。初めて伊坂幸太郎先生の作品を読みました。
読了日:08月15日 著者:伊坂 幸太郎
彼女は死んでも治らない (光文社文庫)彼女は死んでも治らない (光文社文庫)感想
大澤めぐみ先生節炸裂。ミステリーの皮を被った何か。怒涛の文章とテンションの高さと奇想天外な仕組みで物語を作っていて、頭がぐちゃぐちゃになった。
読了日:08月14日 著者:大澤 めぐみ
死体埋め部の悔恨と青春 (ポルタ文庫)死体埋め部の悔恨と青春 (ポルタ文庫)感想
先輩と後輩。死体を埋めるという後ろめたい背徳感を利用して、物語に緊迫した空気を出していて良かったです。伏線をあちこちに巻いて、それを纏め上げて見せてくれた最後は素晴らしかったです。
読了日:08月14日 著者:斜線堂 有紀
アクセル・ワールド24 -青華の剣仙- (電撃文庫)アクセル・ワールド24 -青華の剣仙- (電撃文庫)感想
内容覚えてなくて最初は探り探りでしたが、中盤から盛り上がってきた。最後の引きが強すぎて、卑怯だ笑 次巻は出来るだけ早めにお願いします。
読了日:08月13日 著者:川原 礫
魔法医師(メディサン・ドゥ・マージ)の診療記録 (ガガガ文庫)魔法医師(メディサン・ドゥ・マージ)の診療記録 (ガガガ文庫)感想
魔法と医学のコラボ。あんまり、読まないジャンルで珍しいなと思います。物語的には王道で面白かったです。信念を持ったバディが主役で良かった。
読了日:08月13日 著者:手代木 正太郎
吸血鬼に天国はない (電撃文庫)吸血鬼に天国はない (電撃文庫)感想
最高でした。賭博師の次は運び屋。相変わらず主人公とヒロインの造形が魅力的で、物語を盛り上げてました。この1巻はまだ始まったばかりで、これからが楽しみなシリーズですね。
読了日:08月12日 著者:周藤 蓮
勇者様が友達になりたそうにこちらを見ている! (GA文庫)勇者様が友達になりたそうにこちらを見ている! (GA文庫)感想
前作が重い雰囲気だっただけに、作風が軽いのに驚き。孤独な勇者の友達になろうとする、村人の話。テンポ良く進んでいくが、なんかプロットを読まされているような感じだったのは残念だった。もう少し練って欲しかった。
読了日:08月11日 著者:機村械人
ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか?4 ~好きの対義語は大好き~ (GA文庫)ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか?4 ~好きの対義語は大好き~ (GA文庫)感想
このイチャイチャは誰にも止められない。織原さんと桃田の関係は進み続ける。カラオケ、夏祭り、今まで溜め込んでた薫のリビドーが弾ける。気まずくなるかと思ったが、仲が深まるのは流石。伏線回収は予想通り。
読了日:08月11日 著者:望公太
響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話 (宝島社文庫)響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話 (宝島社文庫)感想
感傷に浸る短編集。あすか世代、優子世代の卒業までの残された時間を切り取ったものや久美子が部長になってからの最初の仕事が収録。麗しき日々よ。
読了日:08月10日 著者:武田 綾乃
ブギーポップ・バウンディング ロスト・メビウス (電撃文庫)ブギーポップ・バウンディング ロスト・メビウス (電撃文庫)感想
1回読んだだけじゃ分かりきれなかった。織機さんがメイン。末真はまた事件の近くで取り残されてる… 
読了日:08月09日 著者:上遠野 浩平
コップクラフト (ガガガ文庫)コップクラフト (ガガガ文庫)感想
再読。アニメが面白いので、読み返したくなりました。マトバとティラナが関係を構築することと世界観の説明がなされていて、手堅く面白い。
読了日:08月09日 著者:賀東 招二
探偵AIのリアル・ディープラーニング (新潮文庫nex)探偵AIのリアル・ディープラーニング (新潮文庫nex)感想
AIの成長や可愛さがあったり、ミステリーもテンポ良く感じた。もう一つ、なんかしら武器があったら良いなと思った。
読了日:08月08日 著者:早坂 吝
少女は鳥籠で眠らない (講談社文庫)少女は鳥籠で眠らない (講談社文庫)感想
面白い。だけど法廷での弁がなく、その前に終わらすスタイルだったので物足りないかな。続くなら、法廷の話が欲しい。短編中編みたいた構成だったが、どれも引きずるような終わりでした。
読了日:08月07日 著者:織守 きょうや
響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 後編 (宝島社文庫)響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 後編 (宝島社文庫)感想
スピンオフ後編。2冊でまとめるのが勿体ないぐらい面白かった。梓が自分の問題に向き合うよう、サポートする仲間がいて、良かった。いやはや、部活の王道をいってて素晴らしい内容でした。
読了日:08月07日 著者:武田 綾乃
響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 前編 (宝島社文庫)響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 前編 (宝島社文庫)感想
スピンオフ作品。本編の最終章を前に読んでおこうと思い、読みました。相変わらず部活内で起こる人間関係をドラマにするのが上手い。ただ、梓より久美子の方が主人公気質だなと。梓はラスボス笑
読了日:08月06日 著者:武田 綾乃
ようこそ実力至上主義の教室へ (3) (MF文庫J)ようこそ実力至上主義の教室へ (3) (MF文庫J)感想
再読。無人島編でDクラスや堀北の弱点が浮き彫りになり、そして清隆の本音の一部が分かる。ここまでがプロローグ。ここからが本番。終盤の清隆が心で吐き捨てる様がカッコいい。
読了日:08月05日 著者:衣笠彰梧
AIに負けた夏 (メディアワークス文庫)AIに負けた夏 (メディアワークス文庫)感想
こんなAIだったら負けても良いなぁ。最後の方かこんがらがったのは残念だが、全体を通してみると良作。ありがちな流れですけど、この様美式は良いもんだ。
読了日:08月04日 著者:土橋 真二郎
スーサイド少女 (講談社ラノベ文庫)スーサイド少女 (講談社ラノベ文庫)感想
正直、退屈なところが長くて辛かった。ただ、最後の弾けっぷりは良かった。長所短所ハッキリしていた。
読了日:08月04日 著者:衛元 藤吾
あなたのことを、嫌いになるから。 (講談社ラノベ文庫)あなたのことを、嫌いになるから。 (講談社ラノベ文庫)感想
ヒロインが主人公に惚れた理由があまり分からないが、そこ以外は良かった。まとまっていた。
読了日:08月03日 著者:氷高 悠
アヤカシ・ヴァリエイション (LINE文庫)アヤカシ・ヴァリエイション (LINE文庫)感想
男と男の友情は素晴らしい。三雲先生の作品では珍しく、ヒロインがいなかった。ただ、それを感じさせず物語にのめり込むことが出来ました。謎や伏線はスッキリ回収しましたが、続きが読みたいです。
読了日:08月03日 著者:三雲岳斗
もうひとつの命 (メディアワークス文庫)もうひとつの命 (メディアワークス文庫)感想
悪くない。むしろ好きな部類。魔女が配った果実が少年少女の命の概念を歪ませる。1回読んで、また読み返したら違う感想を浮かべそう。命について、どう向き合うべきか。人それぞれだ。
読了日:08月03日 著者:入間 人間
ブギーポップ・スタッカート ジンクス・ショップへようこそ (電撃文庫)ブギーポップ・スタッカート ジンクス・ショップへようこそ (電撃文庫)感想
ジンクスについて。今回は割と早い段階からブギーポップが動いていたからか、ポンポン話が進んでいき、最後に残ったものの虚しさがあった。そして、末真がどうなるか気になりますね。老執事の矜持を尽くした最後は痺れました。
読了日:08月02日 著者:上遠野 浩平
灰と幻想のグリムガル level.14++ もし君とまた会えたなら (オーバーラップ文庫)灰と幻想のグリムガル level.14++ もし君とまた会えたなら (オーバーラップ文庫)感想
メリィがハルヒロ達と出会う前と出会ってからの心情が尊すぎて、良き。ユメが修行して強くなった。考え方も分かり、ユメが好きになりました。ランタも強くなった。ユメとランタがハルヒロ達と合流出来るのか、続きが気になります。
読了日:08月01日 著者:十文字青

読書メーター

君と漕ぐ2 ながとろ高校カヌー部と強敵たち

君と漕ぐ2: ながとろ高校カヌー部と強敵たち (新潮文庫nex)


1巻が怒涛の展開だっただけに2巻は緩やかに流れ行きつつ、ところどころに刺さるところが混じっていた。


最後は恵梨香が悔しさを覚えて、これまでとは違う顔を出してきて、これからの活躍が楽しみ。


部員達がそれぞれ、悩み、動いていくのかが見えてきて、これからの指針みたいなものが描かれていたと思う。

あの人には負けたくない、隣に並びたい、自分の腕を磨きたい、心の揺れ動きが悲しいほど現実的だった。



これから、カヌーという技術が求められるもので、それぞれがどんな輝きを見せるのか、気になります。

さよならの言い方なんて知らない。

さよならの言い方なんて知らない。 (新潮文庫nex)


角川スニーカー文庫で出版された、「ウォーター&ビスケットのテーマ」を改稿、改題し、単著として新潮文庫nexで再デビューすることに。


色々、思うところがあるが内容には関係ない。


どこが変わっているのかは詳しくは思い出せないが、ページ数が少なくなっていて、先生特有の文章が際立つように思う。


凄い弱気で。だからこそ強気になれる。そんな不思議な少年・香屋が小さい頃からの知り合いの少女・秋穂とふとした手紙をきっかけに架見崎という街に移されて…


架見崎という街は戦争を起こさないといけないように仕向けられている。そして、死んだら現実に戻れる。

そんなの確かめられるはずもなく、香屋は頭を使い、臆病を飼いならし、秋穂と協力し、架見崎という街と戦うために足掻く。

香屋は頭が切れるが、戦闘の矢面に立たず、裏で暗躍するタイプで非常に好みな主人公像。ここまで弱気だと逆に長所に見える不思議。

秋穂は香屋を理解していて、意思疎通が離れていても取れて、頭も冴える。優秀なサポーター。


香屋と秋穂の旧友のトーマは掴めないタイプで香屋に勝ちたがっている。


香屋、秋穂、トーマが絡み合うのが魅力ですね。


まずは舞台設定とキャラ紹介といった無難なところかと見せて、最後に…



面白い作品なので、気になる方は是非。

夢に現れる君は、理想と幻想とぼくの過去

夢に現れる君は、理想と幻想とぼくの過去 電子書籍特典付き (講談社ラノベ文庫)


完全に作者のファンなので、作者買い

キャラの会話や空気感、関係性が絶妙になされていて、楽しく読めました。

主人公があることを境にダメンズになり、友人の家でお世話になるエリートニートになる。

そんな主人公・楓が初恋相手・霧崎と過去にやり残したことを夢の中でこなしていく。


一見、重くなりそうな話が、ところどころにクスッとさせられるセンスが混ぜられていて、中和されます。ニートという設定をこんなに上手く扱えるものなのか笑


主人公が色々な後悔をやり直していき、最後に初恋相手としっかりけりをつけられて、踏ん切りがつく最後で良かったです。


主人公周りの人達に悪い人がいなく、優しい空間になっていて、作品全体的に素晴らしかったです。

世界は愛を救わない

世界は愛を救わない (講談社ラノベ文庫 え 1-2-1)


主人公・五郎は倫理的に

幼なじみの美香は世間的に

幼なじみの貫地は社会的に

それぞれ、抱えている愛がある。

それは簡単に人には言えない秘密。

だからこそ、秘密を共有し、互いを認識することで落ち着き、仲が良く固まる。


最初は軽い語り口で、コミカルな会話が目立ち、軽い作風なのかなと思ったが、五郎達が目指しているものが見えていくことで、のしかかってくる愛の壁。


悩み、苦しみ、それでも前に進もうとする、五郎達は立派に映りました。



最後は苦いような、晴れやかなような、受け取り方は人それぞれですね。



良い作品だと思いました。

ハル遠カラジ3

ハル遠カラジ (3) (ガガガ文庫)


ハルが様々な経験をしてきて、自分で悩むようになった。そんなハルが心配であれこれ手を出したくなるテスタから母性を感じる笑 というか女性なんですねテスタ…

ハルのテスタ離れが難しいが、テスタのハル離れの方が難しいような気がしてきました。そして、二人の旅の終わりがどうなるのか心配です。


今回、ハルが悩んでいたことは境遇を考えると納得出来てしまうのが悲しいです。どうしても悪い方向に進んでしまう歯がゆさが付き纏うけど、どうにか振り払って、ハルとテスタが笑う終わりになってほしいです。

むしめづる姫宮さん

むしめづる姫宮さん (ガガガ文庫)


悪い虫の魂が思春期の高校生に憑いてしまう町が舞台で、次々と不思議なことが起きていく。

主人公・有吉は虫に詳しく、頼りになりそうな少女・姫宮に悩みを打ち明ける。


虫が題材にしているから、変化球みたいな奇策を練る作品かと思ったら、少年、少女の悩みに付け込んだ虫を取っ払うためにまっすぐ悩みにぶつかりにいってて、青春のど真ん中をえぐってました。あまりの輝きによって、無事死にました。


終始卑屈な主人公だった、有吉も最後本音が説かれたら一変します。とても等身大な少年で愛着が湧いてきそうです。虫好きの姫宮も有吉と一緒ならば、生き生きしていて、魅力的な少女でした。



この作品は夏の間に読んでもらいたいです!