羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

綾小路グループ誕生 ようこそ実力至上主義の教室へ6

ようこそ実力至上主義の教室へ 6 (MF文庫J)


2学期も中間テストを乗り越え、あとは期末テストや特別試験くらいになっている状況。

Dクラスの面々も学園に慣れてきたところ。

今回課される期末テストでは点数良い人と悪い人がペアを組むということに挑む。

だか、堀北、平田などのおかげで試験自体は乗り越えられそうだが、櫛田が堀北を追い込むよう動く。

堀北と櫛田の対決は、体育祭での失敗を乗り越えた堀北の勝利。ただ、櫛田とは和解とは言えず、仲が良くなるのは遠いなと。櫛田の過去はちょっと想像だけでは納得いかないかな。櫛田が立場を築いているだけに、どう対処するか悩みどころ。


清隆はいつも通り、暗躍していた。また、着々と近づいてくる龍園を遊んでやろうという気持ちになっていて、ぶつかり合うのが楽しみです。また、池、山内達とは離れ、波瑠加、啓誠、明人、愛理とグループを作り、学園生活に変化が。クラスメイトと仲良くなって、選択肢が広がるか。



次で2学期が終わりそうですが、大事な話になりそうです。

架見崎を回す香屋 さよならの言い方なんて知らない。2

さよならの言い方なんて知らない。2 (新潮文庫nex)


本格的に香屋、秋穂が架見崎の戦争に挑む第2巻。

とても厚く、ボリュームのある一冊になっているが、内容が読ませるものになっていて端から端まで、食いつくように読みました。

香屋の臆病で用意周到なところに孕んでる危険性は確かに、怖いなと思いました。全ては香屋が思い描く結末のとおりに多くの人を動かしているのは、末恐ろしです。それがどう転ぶのか心配です。

秋穂は自分をよく理解していて、香屋、トーマに対して抱いてる、様々な気持ちや歯痒いところにとても人間味を感じて、秋穂が活躍するところが見たくなりました。

トーマは完璧そうに見えて、弱点があるのが、香屋のフォローがあるからか、弱さにならずに済んでいるのがなんか狡い。笑



架見崎の最強な男や裏で動いている人、ここからどうなるのか楽しみです。



架見崎を回すのは香屋なんですね。

2019年 9月 読んだ本 読書メーターから

9月は面白い新刊、新作が多かったので、楽しかったです。



・新作で特に面白かった作品

ぼくたちのリメイクver.β

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/09/05/210000

medium 霊媒探偵城塚翡翠

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/09/12/221500

コールミー・バイ・ノーネーム

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/09/17/211500

HELLO WORLD if

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/09/23/210000

Iの悲劇

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/09/28/210000


・新刊で特に面白かった作品

スイレン・グラフティ2

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/09/13/210000

29とJK7

物理的に孤立している俺の高校生活7

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/09/20/211500

クラスメイトが使い魔になりまして2

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/09/21/203000

ファイフステル・サーガ4

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/09/24/211500

ようこそ実力至上主義の教室へ11.5

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/09/26/223000


・既刊で面白かった作品

君死にたもう流星群

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/09/10/220000

青い春を数えて

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/09/16/214500

響け!ユーフォニアム 最終章 前編、後編

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/09/18/213000

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/09/25/140000

妹さえいればいい13

HELLO WORLD

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/09/22/210000

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

http://wing31.hatenadiary.jp/entry/2019/10/02/210000


9月の読書メーター
読んだ本の数:40
読んだページ数:12150
ナイス数:966

KAエスマ文庫 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 上巻KAエスマ文庫 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 上巻感想
アニメ、映画を観たら、読むしかなくなる原作。やはり、感情の緩急が抜群に上手いなと。各短編好きな話ばかりで物語に夢中になれました。ヴァイオレットとギルベルトの別れは分かっても胸が痛くなりました。
読了日:09月30日 著者:暁 佳奈
珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
短編集でサクサク読める。明るく前に進む話ばかりで、気楽でした。だが、アオヤマや美星の仲がそろそろ進展してほしいなーと。付き合う前の方が、描きやすいのかもしれないが。
読了日:09月29日 著者:岡崎 琢磨
Iの悲劇Iの悲劇感想
寂れていく村の復興するために行われるIターンプロジェクトで移住者達が続々と引っ越してくるが… 何から何まで苦情に追われる甦り課。住民同士で起こる日常の謎がメインかと思ったが、どこか薄気味悪いという予感が的中する最後。そして、誰もいなくなったを米澤先生が調理したらこうなるのか。率直に言って、圧巻でした。読み終わった後の感情が収まりきれません。
読了日:09月28日 著者:米澤 穂信
コップクラフト (5) (ガガガ文庫)コップクラフト (5) (ガガガ文庫)感想
再読。マトバが過去に関係していたことが、後になって問題になってくる。ティラナの兄のことだったり、複数の気になる点が浮かび上がってきた。
読了日:09月27日 著者:賀東 招二
やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい (MF文庫J)やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい (MF文庫J)感想
お人好しの主人公が軍師として成長していく。というか母への想いで元からスペックが高いが気づかないパターン。武力より知識でいく感じか。全体的にもやっとするが、面白いところがある。1巻では作品像があまり掴めなかったです。
読了日:09月26日 著者:芝村 裕吏
朝比奈若葉と○○な彼氏 (MF文庫J)朝比奈若葉と○○な彼氏 (MF文庫J)感想
あー、うん。良かったは良かったんだけど、単巻で締めて欲しかったな。
読了日:09月25日 著者:間 孝史
ようこそ実力至上主義の教室へ11.5 (MF文庫J)ようこそ実力至上主義の教室へ11.5 (MF文庫J)感想
一年生編終了。短編という皮を被った本編。春休みの日常が描かれているが、本編同様に重い内容が挟まっていて、読み応えがあります。清隆が理事長とどう対決するのか、堀北との勝負、軽井沢との関係の変化の影響、二年生編も楽しみです。
読了日:09月25日 著者:衣笠彰梧
氷川先生はオタク彼氏がほしい。1時間目 (ファンタジア文庫)氷川先生はオタク彼氏がほしい。1時間目 (ファンタジア文庫)感想
教師と生徒の禁断の関係。ただ、緊迫した状況にならず、本人達の意思の問題だけだったのは物足りない。甘々なのは良いんだが。
読了日:09月24日 著者:篠宮 夕
ミリオン・クラウン5 (角川スニーカー文庫)ミリオン・クラウン5 (角川スニーカー文庫)感想
息抜き日常回かと思ったら、最後に…!やっぱりすんなり終わらない。引きが気になり過ぎます。やはり気になるのは一真の過去が鍵になりそうだ。
読了日:09月24日 著者:竜ノ湖 太郎
ファイフステル・サーガ4 再臨の魔王と女神の巫女 (ファンタジア文庫)ファイフステル・サーガ4 再臨の魔王と女神の巫女 (ファンタジア文庫)感想
小さい子大好き、コルネリウスがスポットを当てられる。つくづく思うが、コルネリウスを仲間に出来て良かったなと。色々な意味で美味しいキャラです。そして、カレルがヴェッセルを疑い始めて、これからどうなるか楽しみ。次は放置され気味のミーリエルの話ですが、無事に読めると良いなぁ。
読了日:09月23日 著者:師走 トオル
HELLO WORLD if --勘解由小路三鈴は世界で最初の失恋をする-- (ダッシュエックス文庫)HELLO WORLD if --勘解由小路三鈴は世界で最初の失恋をする-- (ダッシュエックス文庫)感想
IFストーリーでありながら、原作や映画の謎だった部分を補完してて、読むと作品への理解が深まります。そして、裏ヒロインの三鈴があまりに良い子過ぎて心が軋みます… 良い作品でした。
読了日:09月22日 著者:映画「HELLO WORLD」,伊瀬 ネキセ,堀口 悠紀子
HELLO WORLD (集英社文庫)HELLO WORLD (集英社文庫)感想
映画を観てから読みましたが、読みやすい代わりに描写があっさりとしてるので映画を知ってるのと知ってないとだと別れる意見が出そうです。万人に向けてるのは分かるんで、なんとなく結末は分かるかなぁと。
読了日:09月22日 著者:野崎 まど
クラスメイトが使い魔になりまして (2) (ガガガ文庫 か 13-2)クラスメイトが使い魔になりまして (2) (ガガガ文庫 か 13-2)感想
2巻は想太と千影の仲の悪さと信頼を少しでも取り戻すというものが重要なところか。また、想太の師匠や監視役も出てきて、作品が広がっていくようです。そして、1巻で残念な扱いを受けたソフィアがまた現れそうで、想太と千影がピーンチ。続きとドラマCDを期待したい内容でした。
読了日:09月20日 著者:鶴城 東
物理的に孤立している俺の高校生活 (7) (ガガガ文庫 も 3-17)物理的に孤立している俺の高校生活 (7) (ガガガ文庫 も 3-17)感想
クリスマスイベント到来。主役は汐ノ宮さんと大福なんだけど、裏側では波久礼、えんじゅ、愛河の仲に大きな変化が訪れる。今までのような問題ではなく、大きな問題が待っている。この展開を待っていた!次巻早く!
読了日:09月19日 著者:森田 季節
妹さえいればいい。13 ドラマCD付き特装版 (ガガガ文庫)妹さえいればいい。13 ドラマCD付き特装版 (ガガガ文庫)感想
最終巻でもおかしくないぐらい締まった内容。皆、前向きに歩き始めて成長した姿になってるの良いです。群像劇も次巻で完結というのも寂しいですね。大円団の最終巻を読みたい。ドラマCDはめちゃくちゃな内容だが、この作品だから出来るはっちゃけ具合でした。
読了日:09月19日 著者:平坂 読
珈琲店タレーランの事件簿 3 ~心を乱すブレンドは (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)珈琲店タレーランの事件簿 3 ~心を乱すブレンドは (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
コーヒーバリスタコンテスト。純粋に腕を競い合うはずもなく… ドロドロした事情があり、コンテストどころではなくなっているが、謎という点では面白かった。やはり、この作品の苦味が好きです。
読了日:09月18日 著者:岡崎 琢磨
響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 後編 (宝島社文庫)響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 後編 (宝島社文庫)感想
最終巻。表紙から漂う久美子の充実感が物語ってました。部長になり色々なことに振り回されたが、原点である、あすか先輩と話したりして自分を取り戻す。そして、一丸となって全国金賞へ。もう、終わりかと思ってしまうが、それだけ充実した作品だったということかな。響け!ユーフォニアム
読了日:09月17日 著者:武田 綾乃
ブギーポップ・ダークリー 化け猫とめまいのスキャット (電撃文庫)ブギーポップ・ダークリー 化け猫とめまいのスキャット (電撃文庫)感想
悲しいけど、受け止めなければならない。想い出は自分のものだから、誰に何言われても色あせない。切なさや儚さが漂ってました。ブギーポップの猫絵可愛い…
読了日:09月16日 著者:上遠野 浩平
海のカナリア (電撃文庫)海のカナリア (電撃文庫)感想
よくわからないけど、なんとなく繋がった。薄味すぎるよ。
読了日:09月16日 著者:入間 人間
響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 前編 (宝島社文庫)響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 前編 (宝島社文庫)感想
最終章前編としては文句なしの不穏な空気。久美子が部長になり、苦難の連続で可愛そう。新キャラ真由、麗奈の正しさ、久美子の立場、なにからなにまで不安。ただ、後編で全て解決する久美子が見たい。
読了日:09月15日 著者:武田 綾乃
29とJK7 ~さらば、憧憬~ (GA文庫)29とJK7 ~さらば、憧憬~ (GA文庫)感想
花恋と渡良瀬が甘いも苦いも味わう今回。見守る立場の鋭二が歯がゆかっただろうに、よく耐えた。後は反撃のみ。沙樹の編集者時代の過去も分かり、よけいに沙樹に肩入れしたくなるんだよなぁ。さて、次巻で権力を乱用して暴れ回るヤリチン鋭二が楽しみでならない。真織はすっかり尻叩き役になってる笑
読了日:09月15日 著者:裕時悠示
新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)感想
うーん。文章が読みづらかった。小学生の頃なら楽しめたんだよな…
読了日:09月14日 著者:宮沢 賢治
コールミー・バイ・ノーネーム (星海社FICTIONS)コールミー・バイ・ノーネーム (星海社FICTIONS)感想
好きとか愛をミステリー要素を加えつつ、物語で証明していくというのは良かった。名前を当てることは終盤にヒントを出しすぎなような気もするが、名前を当てられて良かった。百合でもいける作家なんだと思いました。
読了日:09月14日 著者:斜線堂 有紀
青い春を数えて青い春を数えて感想
高校生活というか学生生活で、誰もが悩んでること、臆病、傲慢、嫉妬、個性、不安、全てが詰まっている。上手く話に落としていて、スラスラ読める。かつ、胸に刺さる。良い短編集です。
読了日:09月13日 著者:武田 綾乃
スイレン・グラフティ(2) もすこしつづく、ナイショの同居 (電撃文庫)スイレン・グラフティ(2) もすこしつづく、ナイショの同居 (電撃文庫)感想
ナイショの同居生活が母にバレるのかと思ったら、そんなことはなかった。彗花と蓮が互いに近づいたことで衝突する。ぶつかり合いながら仲が深まる2人のくすぐったい距離が素晴らしいです。続きが読みたいです。
読了日:09月13日 著者:世津路 章
medium 霊媒探偵城塚翡翠medium 霊媒探偵城塚翡翠感想
いやー、これは驚愕ですよ。読んでて違和感に思っていたものが、最終話に繋がっていて、叫びたくなるような結末になっていました。これはミステリー好きは読んで欲しいです! 伏線の凝り方と回収方法が素敵。
読了日:09月12日 著者:相沢 沙呼
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)感想
昔に恋していた少女が高校卒業せずに高校3年生を繰り返していた。なぜ、彼女は卒業しないのか?真相を探っていくうちに、浮かび上がってくる事実は確かな重さがあり、響きました。そして、二段構えの解決は救いがあって、良かったです。興味がある人は読んで確かめてほしいです。
読了日:09月11日 著者:浅倉 秋成
ブギーポップ・クエスチョン 沈黙ピラミッド (電撃文庫)ブギーポップ・クエスチョン 沈黙ピラミッド (電撃文庫)感想
なんで、こんな結末に… 複雑な三角関係の行く末が悲劇になるのは残念だった。ブギーポップは宮下藤花というのは広がっていくのか。
読了日:09月10日 著者:上遠野 浩平
ようこそ実力至上主義の教室へ5 (MF文庫J)ようこそ実力至上主義の教室へ5 (MF文庫J)感想
再読。体育祭編。今までは頭脳戦が多かったが、今回は身体能力がものをいう形で、清隆は何もしないのかと思ったら、やっぱり暗躍してて流石。堀北が落ちるところまで、落ちて、ここから這い上がる堀北に注目です。
読了日:09月09日 著者:衣笠彰梧
コップクラフト4 DRAGNET MIRAGE RELOADED  (ガガガ文庫)コップクラフト4 DRAGNET MIRAGE RELOADED  (ガガガ文庫)感想
再読。ティラナがクロイと入れ替わる中編。薄いが、濃厚に感じる不思議。マトバがティラナをすっかり信用していて、ジーンときますね。2人が同じ時間を過ごしているのが分かるのが痺れます。
読了日:09月09日 著者:賀東 招二
君死にたもう流星群 (MF文庫J)君死にたもう流星群 (MF文庫J)感想
なんで、こうなってしまったんだろう。夢を見る人、見ない人。生き様は人それぞれ。夢に敗れた主人公が無様になりながらも、過去をやり直して、夢を掴にいく。熱い、なんて熱いんだ。どうか最後まで描ききってほしい作品です。
読了日:09月08日 著者:松山 剛
十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)感想
ページ数が多いが、あっさり読めた。そして誰もいなくなったをモチーフにしていて、時折ふふっとなるところがありました。叙述トリックの良さが光る作品でした。
読了日:09月06日 著者:綾辻 行人
GOSICK II ゴシック・ その罪は名もなき (角川文庫)GOSICK II ゴシック・ その罪は名もなき (角川文庫)感想
ヴィクトリカの母の濡れ衣を晴らすため、学園を抜け出す一弥とヴィクトリカ。わりと早めに過去を掘り下げてて、展開が読めなくて楽しめました。ブロワの過去も気になります。
読了日:09月05日 著者:桜庭 一樹
ショートストーリーズ 3分間のボーイ・ミーツ・ガール (ファミ通文庫)ショートストーリーズ 3分間のボーイ・ミーツ・ガール (ファミ通文庫)感想
個性が分かれるショートストーリー集。さらっと読めて、程よく楽しめるこういう企画が好きです。1番印象に残ったのは野村美月先生のです。
読了日:09月03日 著者:井上 堅二,ほか
ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟 (電撃文庫)ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟 (電撃文庫)感想
終わりに向かっていく、ボーイミーツガールとか好きにならないわけない。設定が好み過ぎて最高だった。
読了日:09月03日 著者:上遠野 浩平
コップクラフト 3 (ガガガ文庫)コップクラフト 3 (ガガガ文庫)感想
再読。ティラナが潜入捜査で学校へ。軽いノリかと思いきや、酷な結末が待っていた。刑事モノの鉄板だけど、胸にズシリと重くのしかかってきました。
読了日:09月02日 著者:賀東 招二
ぼくたちのリメイク Ver.β (MF文庫J)ぼくたちのリメイク Ver.β (MF文庫J)感想
スピンオフ。過去へタイムリープしなかった世界線。会社の中で戦う、クリエイターの熱い覚悟に痺れました。これからが楽しみなシリーズです。
読了日:09月02日 著者:木緒 なち
ようこそ実力至上主義の教室へ4.5 (MF文庫J)ようこそ実力至上主義の教室へ4.5 (MF文庫J)感想
再読。シリーズ初短編。試験のない、平和の日々を送ってる夏休みの話でした。伊吹、堀北、佐倉、軽井沢、一ノ瀬、様々な女性キャラの可愛さや男のしょうもなさが、良かった。
読了日:09月02日 著者:衣笠彰梧
線は、僕を描く線は、僕を描く感想
水墨画という芸術を小説で表現するのは、難しいのではないだろうかと思ったが、何も知識がなくとも、自然と頭に入り込んでくる景色があった。良い小説だった。
読了日:09月01日 著者:砥上 裕將
君と漕ぐ2 :ながとろ高校カヌー部と強敵たち (新潮文庫nex)君と漕ぐ2 :ながとろ高校カヌー部と強敵たち (新潮文庫nex)感想
今回は盛り上がるところが少なく、物足りなさがあった。ただ、各キャラがどう悩み、動いていくのか、指針みたいなものが見えたので、そこは良かったかと。
読了日:09月01日 著者:武田 綾乃

読書メーター

雑記 見えない怖さ 向き合う強さ。映画 見えない目撃者

R15ということで、グロかった。

ただ、それが主軸というわけでなく、目が見えない主人公の元警官・なつめさんが数少ない手がかりから、諦めることなく正義を貫くというところに惹かれました。

相棒・春馬は現代っ子にふさわしい、他人に無関心で、諦めグセがついている。しかし、なつめと協力して事件を追っていくうちに、変わっていくのが良いです。

脇役の刑事さんも味があって、好きになりました。


犯人の狂気さを余すことなく、画面に出ていて、怖かったし、スリリングでした。

俳優さんの迫真の演技に飲み込まれて、ラスト30分は目を奪われました!


ミステリーが好きだったり、映画が気になってる人は観たら損しないと思います。


小説はキャラの心情が書かれていて、映画の補足になります。

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手紙で伝えることに意味がある ヴァイオレット・エヴァーガーデン 上

KAエスマ文庫 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 上巻


アニメ観て、満足しきっていて、手を出してなかったが、外伝の映画を観たらもう我慢ができなくて、読みました。


アニメとは違い、最初から仕事が出来るヴァイオレットに違和感。物語は短編でサクサク次へ次へとなるが、一つ一つの話に重みがあり、感情が揺さぶられます。特に好きだったのは、 アンちゃんと小説家の話ですかね。


そして、ベネディクトは出なかった… 


物語の原点となるギルベルトとの出会いと別れで、胸が痛くなります。

ヴァイオレットにとってはギルベルトが全てであり、主人。

ギルベルトはヴァイオレットを軍人として育ててしまったという葛藤が。

2人の間で繋がっているようで繋がっていないところが浮き彫りになって、離れ離れになるのは辛い。

ギルベルトが最後に投げかけた愛という言葉の意味をヴァイオレットは知ることが出来るのか、気になって仕方ない。

コップクラフト5 DRAGNET MIRAGE RELOADED

コップクラフト5 DRAGNET MIRAGE RELOADED (ガガガ文庫)


マトバが昔関わりを持ったやつが、変な死に方をした。そこから、徐々にマトバに過去のしがらみが追ってくるという。

相変わらずドタバタ感があって、シリアスも混ぜられて、面白い。


マトバの過去が鍵なんだが、完全にとばっちりくらってて、ご愁傷様。

久しぶりに妖精が出てきて、地球とセマーニの間の問題で、良いなと。


ティラナの兄など、気になることが浮かび上がってきて、これからどう回収するのか楽しみ。


ティラナはすっかり、マトバを相棒だと思っていて、嘘でも嫌なことは言われたくないというのが、なんとも可愛い。可愛いは正義!

様々な味 珈琲店タレーランの事件簿4 ブレイクは五種類のフレーバーで

珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)


短編集。

いつもの黒い話は控え目で、どれも前に進める明るい話ばかりでした。

読みやすくて、気楽に読めました。


お得意の叙述も挟んであったり、美星さんの過去、シャルルについて、色々ありましたが、特に印象に残ってるのは、アオヤマが美星さんからもらったものを取られたときに、自力で取り返すという男らしさを感じれたことですかね。


そろそろ、アオヤマと美星さんの仲が進展して欲しいところだけど、付き合う前の方が描きやすいのかな。