羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

コミック

ハイキュー!! 32

侑、治のバレー愛は羨ましい。好きなもののためにがむしゃらになれるというのは貴重だ。 ただ、バレー愛ならば日向も負けてない。 合宿で得た経験から、日向自身の価値の証明は素晴らしい。 烏野劣勢の中で、日向がバレーによりハマる瞬間が訪れる場面は何度…

ハイキュー!! 31

いつも頼もしい西谷が狙われて、焦るなんて… そこで声かける旭さんよ。二人の仲は固いなと。 表紙の通り、西谷はもちろんだけど、木下も外せない。ベンチにいることが多いけど、皆みたいに活躍したいと思う木下の感情はよりぶっ刺さってくる。凡人を自覚した…

ハイキュー!! 30

追い込まれていく田中を見ると、胸が痛む。失敗が積み重なると全てダメだと凹むのはスポーツやっていてあるあるですね。 ただ、田中は下を向いている暇はないし、出来るまでやる強さがある。 田中のタフさが際立つエピソードでした。 スパイカー達にとっては…

ハイキュー!! 29

宮兄弟のセンスと努力が感じられるが、押されるが烏野の様々な飛び道具で抵抗していく。 日向の成長は勿論だが、他のチームメイト達の進化が感じられる始まり。 ただ、一筋縄ではいかないのは随所で感じられます。 冴子姐さんの応援も加わり、白熱する対稲荷…

ハイキュー!! 28

大地さんの緊張は新鮮でした。それだけプレッシャーが掛かっていたということ。 日向が自分と同じく背が小さくても上手い星海と出会って、刺激を貰っているようで何より。気持ちが沈まず、上を向けるのは素晴らしいことだ。 稲荷崎戦が始まり、強豪との戦い…

ハイキュー!! 27

全国大会の怖さがあり、だけどそこからどうする?というのが良い。 初戦は硬くなるし、負けたくない。いつも通りを再現するのは難しい。 負けたくないのは互いに同じ。 意地の見せ合いはかっこいい。 日向はボール拾いの経験が生きてきているのが分かる。 チ…

ハイキュー!! 26

日向、影山だけでなく烏野メンバー全員が成長していて、まさに雑食。 互いに刺激し合える関係は良いね。 遂に始まる春高バレーが始まるが、アクシデントやら会場への対応などを描いていてリアルでした。 清水さんの掘り下げは中々なかったが、陸上部だった過…

ハイキュー!! 25

今回は影山。 日本ユースで揉まれたおかげで、心境に変化があり、以前の王様みたいになってしまう。上を見たからこそ、周りに求めてしまう。 だけど、それはケンカしてはいけないというわけではない。仲間とぶつかれるのは中々ないから、烏野に入って良かっ…

ラストカルテ -法獣医学者 当麻健匠の記憶- (6)

死んだ後の動物のケアはその動物の生きた証でもあるから大事なことだなと。 雨竜が最初は興味で動物に関わってきていたが、次第に熱が入っていく様子は魅力的でした。自分がやりたいことを見つけるのは、色々あるよな。 牛に限らずだけど、生き物の出産は必…

スクールバック (2)

2巻が出て良かった。伏見さんの大人と学生の橋渡しポジションでなおかつどちらにも属しているような人なのが良い意味でズルい。この優しさと視野の広さは沼ですね。 運動部の怪我、痴漢の発見、人の悪口、警戒心の強い子、どのエピソードもまるで見覚えがあ…

あくたの死に際 (1)

生き方、創作、後悔せずに周りを気にしないで自分の道を進む執念があって、思わず引き込まれていきました。 会社、彼女、自分以外を大切にしても、本心が違う方向を向いていたら辛いだけ。 やりたいことから目を背けない意思が大事。 だから、自分がやりたい…

雑貨店とある 1

朗らかな店長、しっかりした高校生がいる雑貨店。そこで出るスイーツは悩みを抱えた人の心に刺さる。甘さ、美味さは疲れた人に効くなぁ。 各話に登場してくるスイーツの由来などにはへぇ〜と興味深くて、料理知識も満たされて良かったです。 優しいメッセー…

薫る花は凛と咲く(10)

遂に10巻か。最初の頃は売れてくれ!と願っていたが、その通り売れてくれてシリーズが続いたからこそ見れた景色だったのかなと。 表紙の桔梗女子達と凛太郎達の間の壁がなくなっていったのは嬉しかった。 そして、薫子を彼女として凛太郎が家族に合わせたの…

ハイキュー!! 24

影山、月島が先を行くようで、焦る日向。 今まで、チームの勝利の為にバレーしてたけど日向個人の技術について磨ける機会が少なくて、影山がいないと評価されないのは辛い。そこで現状を見つめて、今やることを考えられる日向は凄い。 球拾いは焦ったいかも…

税金で買った本(9)

最初の新聞争いには笑いました。実際開館待ちして読みにくる人いそうだな。 閉館の音楽は図書館によって違うのか。 その音楽が好きな気持ち分かる〜 寄贈される本の送り手の気持ちはそれぞれだろうけど、今回のはなんだか良い感じに収まっていて良かった。 …

ぼくの好きな人が好きな人 1

葵せきな原作、抉れそうなタイトル。 これは読むしかない。 登場人物の矢印が違う方向を向いていて、どんどんドツボにハマっていく様子はまさに沼。コミカルな会話、展開が良くて、先が気になって仕方ないです。たまにあるシリアスも良い。 好きな人が全員違…

葬送のフリーレン(3)

師弟関係のあり方がそれぞれ味があって良い。フェルンがフリーレンに似ているのはなんだか嬉しい。 シュタルクは臆病を飼い慣らし始めていて素晴らしい。戦士として大事なことは忘れてないから好きです。 フェルンもなんだかんだでシュタルクを知り始めてい…

葬送のフリーレン (2)

フリーレンはぼーっとしていたり、シビアに判断していたり、強さゆえの余裕がある感じが良い。 弟子のフェルンは随分成長していて、図太さを身につけているのが魅力ですね。頼りになります。 シュタルクの覚悟が決めきれない弱さは戦士ゆえのもので、人間味…

その着せ替え人形は恋をする(12)

クリスマスに対するスタンスが五条くんと海夢で違いすぎる笑 海夢の浮かれ具合からの五条くんの衣装作りへの熱い想いには揺さぶられます。五条くん祖父の理解は助かりますね。 満足せずに理想を掴むためにもがく姿はまさにクリエイター。そこに寄り添う海夢…

恋より青く 1

設定に惹かれて読みました。 友情、恋愛でもない関係と謳っているが1巻の段階では、同士みたいな感じかな。 何か夢中になるものが見つからない高峯が本好きの咲倉が出会い、互いに歩み寄り、距離を縮めていくのが魅力的でした。足踏みすることなく進んでいく…

るろうに剣心 1 ―明治剣客浪漫譚―

アニメを見ていて、登場人物の義を通す姿が印象的で良かったので、読んでみました。 人斬りで名を騒がせた剣心が心を入れ替えて、人を殺さずの姿勢を貫くのは応援したくなります。 そんな剣心を引き留める薫の優しい剣の心構えは血に濡れた過去を持つ剣心に…

君は放課後インソムニア(14)

完結かー、寂しいなと思いながら読み始めたがガンタとイサキがそれぞれの壁を乗り越えて歩み寄る姿を見たら、これしかないのだなと納得。ガンタの荷物を下ろせた先生の台詞はガンタにとって救いだった。そして、ガンタ父の子供への気遣いにこちらまで泣きそ…

アオのハコ 12

おぉ!遂にこの時が来たかと思ったが、思っていたより早かった。 千夏と大喜が離れることで自分の気持ちと向き合うことが出来たかな。行動まで同じで、お似合いの2人ですよ。 ここから、どう展開していくのか気になりますね。 2人に試練がくるのか、来ないの…

葬送のフリーレン(1)

勇者一行が魔王を倒し終えた後の話。 フリーレンというエルフの特性ゆえに人の寿命を理解してなくて、後悔する。そこからのフリーレンの歩みを描いている。 フリーレンがかつての仲間と再会し言葉を交わして繋がりを確かにする。 非常に良い関係性で、仲間達…

鴨乃橋ロンの禁断推理 12

トトが生徒に舐められるのは仕方ないけど、そこから挽回していたのはロンとの日々の積み重ねが感じられて良かったです。 すっかり成長してしまった。 ロンもトトを頼っていて、良い関係だ。 2人が行く先には事件が起こるが、今回は規模が大きくなっていて、…

ワンダンス(11)

カボとワンダのダンスバトルは初期を思い出すようで何よりでした。やはり2人はダンスで語った方が分かりやすい。 恩部長の強かさが見れたうえに、完璧な彼女にも隙が見えて良かったです。 ソロのダンスが続いていたが、久しぶりにグループのダンスに参加して…

靴の向くまま(2)

迷えるお客達の背中を押していく、結彩の姿勢は素晴らしい。不器用だけど芯がブレてないからお客にも伝わっていくのだろう。 革製品は年を重ねれば重ねるほど良さが出るから、オーダメイトの靴となれば格別だよな。 下を向いたら、お気に入りの靴を見ること…

ハイキュー!! 23

黒尾と夜久は正反対の性格だけど、バレーに対しては一緒って言うのは熱いなぁ。 リエーフと芝山がチームワークのハマる瞬間というのは、バチっと決まっていて良かった。 個人プレーも良いけど、協力プレーにも味がある。 戸美はずるさはあっても勝ちに行く姿…

ガクサン(2)

参考書との付き合い方は恋愛と同じというのに納得。最初は頭の中⁇だらけでしたが、説明を受けたら確かにとなってしまう。 印象的なフレーズの裏にしっかり意味があるので読むのが楽しい。読んで確かめて欲しい。 学生の背中を押すために参考書はあるのだなと…

靴の向くまま

表紙や帯に惹かれて読みましたが、めちゃくちゃ良かった。ほっこりするし勇気貰えるし、活力が湧いてくる。靴は足だけではなく、心や身体を支えているということを忘れてはいけない。 作中に出る「いい靴はいい場所に連れていってくれる」というフレーズが心…