羽休みに娯楽を

ラノベが多めで、キャラ文芸、漫画、アニメ、映画など娯楽でおすすめしたいことを書いてます。良かったら見ていってください!

ミステリー

隠し通してでも 錬金術師の密室

ファンタジー×ミステリー×密室という題材だけでも大好きなやつだと思うのに、探偵役とバディが相性悪くてツンツンし合う関係とか最高過ぎました… 眼福。。(あらすじ)アスタルト王国軍務省錬金術対策室室長にして自らも錬金術師のテレサ・パラケルススと青年…

何の目的で 午後からはワニ日和

動物園を舞台に不思議な事件が巻き起こるミステリー。珍しい題材なので、物珍しさで読み始めたのですが、一つ一つ話が進んでいくうちに作品の持つ魅力に惹かれていきました。(あらすじ)「イリエワニ一頭を頂戴しました。怪盗ソロモン」--凶暴なクロコダイル…

終わらない関係 巴里マカロンの謎

久しぶりの小市民シリーズの新刊!小佐内さんと小鳩君の日常を読めるなんて、幸せすぎて、ページをめくる手が止まらない、止まらない。久しぶりの新刊で、作品の雰囲気、空気を忘れてしまってそうという心配がありましたが、全然問題無いです。小佐内さんと…

虚構推理

以前に講談社文庫版を読んでいましたが、アニメが始まったので、講談社タイガから出ているのを読みました。話を知っていても中盤から最後までの銅人七瀬との対決は盛り上がりました。様々な噂が流れていて、まさに虚構的な存在である銅人七瀬が生まれた理由…

掟上今日子の遺言書 文庫版

タイトルに遺言書が入ってるのと、表紙が暗くてアンニョイな感じがして、重い話なのかと思ったが、その通りにしないのが、作者らしいです。シリーズ1巻に登場していた厄介が再び登場して、空から降ってきた女子中学生にあたり、怪我をすることから始まらなく…

揺れる思春期の心の内側 マツリカ・マハリタ

柴山とマツリカさんの距離がグッと近づく2巻となっていて、良いです。自然と話せる関係になったからなのか分からないですが、マツリカさんの上からの物言いに嫌味が感じなくなっていました。反対に毒を吐かないマツリカさんに驚くという。柴山は小西さんを中…

進化していくうえで ベーシックインカム

井上真偽先生の作品は以前から気になっていて、何から読もうかなと思ってたら、表紙や本を眺めてて読みたくなった今作から読もうかなと。読んでみたところ、これは面白い!近未来的なSFミステリー作品で、これから世が発展していくうえで、起こりうることを…

信念と正義、どちらが大事か 刀と傘

去年のミステリー作品の中で評価が高かったので読みました。歴史背景を組み込んだミステリー作品で、どの話も動機や犯行が多彩なので読んだら作品の中に没入するしかないです。短編集の中の、一つ一つの話の中でホームズとワトソンに当てはまる、江藤と鹿野…

名探偵誕生

似鳥先生の作品にしてはとんでもないのがブッ込まれてないのに驚き。真っ直ぐな初恋物語としても楽しめるし、ミステリーも味わえる良い作品でした。主人公・星川瑞人こと、みーちゃんが小学校から大学生になるまでの過程の中で、近隣に住む好きな相手・千歳…

人の欲は無数に マツリカ・マジョルカ 文庫

相沢先生の日常の謎。今作は主人公である柴山が謎に出会い、謎が多いマツリカさんに相談し、結末が見えるという流れ。どの話も謎の真相は明るくはなく、苦い引きがある。どの話も高校生や大人の悩みや葛藤、そして欲求が詰められていて、考えてしまうものが…

信じる心は確かか 魔眼の匣の殺人

数々の高評価を受けたデビュー作屍人荘の殺人の次作ということで、かなりハードルがあったと思うがまたも良いミステリーを生み出してきた。シリーズ化されることにちょっと不安があったが、杞憂に終わりました。剣崎比留子シリーズというか斑目機関シリーズ…

前代未聞な事件 屍人荘の殺人

読むのは映画を観てからと決めていて、ようやく読めました。大絶賛の嵐で期待値が高すぎると、そこまでかなとうがった目で見てしまったのは残念でした。先入観なく作品と向き合っていけたら、文句はないだろう。ちらほらと気になる点はありましたが、自分の…

自身が主張するものは正しいのか? 神とさざなみの密室

政治的な話と密室事件を組み合わせて、主張の強い作品でした。前半の政治についての両極端な2人を掘り下げて、中盤からその2人が極限状態に追い込まれるまでに振り落とされなかったら最後まで楽しめると思います。自分は政治の話はへー?と嫌に思わなかった…

研ぎ澄まされた衝撃作 僕が僕をやめる日

電撃文庫からメディアワークス文庫へ。15才のテロリストで衝撃的なインパクトを残した松村先生の新作。前作に続き、読むと衝撃を受ける作品になっています。人生に絶望して自殺しようとする主人公・立井は死ぬ寸前に高木という男に救われ、2人は秘密を共有し…

コミュ症探偵誕生 目を見て話せない

タイトルと表紙の主人公の通り、コミュ症の藤村が推理していく。人とコミュニケーションがとれないため、自分で動くしかないから頭を使い、謎を解いていく主人公像が新鮮に思えて、藤村を応援したくなります。コミュ症あるあるが胸が痛くなりました笑 作中で…

コーヒーカップに詰まった想い 珈琲店タレーランの事件簿6 コーヒーカップいっぱいの愛

シリーズ最新刊。既刊を読み終えてちょうどいいタイミングで発売してくれました。もう珈琲に関係ないのに驚かなくなってきたけど、寂しい。タレーランの事件だけど、解く場所が広がってきていて、そこは良い意味に捉えていけば良いかな。今回の謎はよく練ら…

時空旅行者の砂時計

本格ミステリと妻を救うためにタイムリープするという題材に惹かれ読みましたが、多少ん?と疑問になるところはありましたが、満足出来る作品でした。最初の物語の入りに躓きましたが、中盤から終盤にかけての畳み方が上手くて、物語に引き込まれました。主…

魔女と弁護士の正義とは やさしい魔女の救いかた

井上悠字先生の新作。魔法使いが現代にいたら、疑わしきは罰せずというか、魔法を使えない人から見ると疑いにかけられるから魔女裁判が起こるでしょう。ただ、魔女視点から見ると理不尽だよな。そんな理不尽さを説明しつつ、やさしい魔女・ティナが自分のポ…

ミステリが好きずぎる男 異世界の名探偵1 首なし姫殺人事件

異世界でミステリー?ということで、一体どんな話だろうと興味が湧く内容で、読みましたが、これが面白い。主人公の俺はミステリ好きを拗らせて、ろくな死に方をしなかった。しかし、ファンタジーの世界に転生して、その世界にない現代の知識を武器に成り上…

病弱探偵 謎は彼女の特効薬 文庫版

病弱少女・マイの唯一の楽しみは幼馴染・ゲンキが持ってくる謎を解く事。探偵とワトソンのような2人だが、思春期の男女ということで、ミステリーだけでなく、ラブコメとしても見れて楽しい。基本はゲンキの報告でマイは謎を解くから、ちょくちょく外すのはミ…

珈琲店タレーランの事件簿5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように

連作短編仕掛けで、人間関係のドロドロした部分を垣間見える話でした。重たいところがありますが、時折見せる美星さんの可愛い嫉妬に癒されつつ、まだアオヤマと付き合ってないのか…と思う。源氏物語を深く知っていたらもっと楽しめたかもしれません。そして…

過去と今の名探偵 紅蓮館の殺人

最近、館のミステリーにハマりそうだったので、発売されたタイミングが良かったです。山中の館が舞台となっていて、外からは山火事、館の中には連続殺人鬼が潜んでいる。二つの脅威が迫ってくる中、主人公であるワトソン役・田所と友人でホームズの葛城が事…

様々な味 珈琲店タレーランの事件簿4 ブレイクは五種類のフレーバーで

短編集。いつもの黒い話は控え目で、どれも前に進める明るい話ばかりでした。読みやすくて、気楽に読めました。お得意の叙述も挟んであったり、美星さんの過去、シャルルについて、色々ありましたが、特に印象に残ってるのは、アオヤマが美星さんからもらっ…

人間の哀愁が漂う Iの悲劇

米澤穂信先生の新作は寂れた村の復興Iターンプロジェクト。死んだ村を復興させるために、移住民を集めるが、様々な問題が浮かびあがる。何から何までも甦り課に苦情がきて、対応していく。一章 近所付き合いの裏側二章 あっけない事実三章 善意が全て正しい…

珈琲店タレーランの事件簿3 心を乱すブレンドは

今回は、コーヒーバリスタコンテスト。名誉ある大会に美星が参加することになり、アオヤマも付き添いで行く。ただ、表では分からなかった大会の裏側がドロドロした事情が混ざっており、すんなりといかない。純粋なコンテストとは離れていき、妨害行為が多発…

コールミー・バイ・ノーネーム

ゴミ捨て場に捨てられていた古橋琴葉を世次愛が見つけ、強烈に惹かれ合うところから始まる百合ミステリー。友達になるために愛は琴葉の本当の名前を見つける日々が始まる。その日常は今まで感じたことがないもので、恋人関係、好き、愛など不確定で宙ぶらり…

九度目の一八歳を迎えた君と

教室が、ひとりになるまでで作者を知り、新作を読みました。今作は静かにそして、淡々と重い事実浮かび上がってきていて、分かっていいのかと思いつつ、油断していたら本命が襲ってくる感じか。昔、恋をしていた少女が高校3年生を繰り返しているというのは気…

medium 霊媒探偵 城塚翡翠

相沢先生の最新作。発売前から好評で、読むのが楽しみでした。推理作家・香月、霊媒探偵・翡翠 2人が出会い、事件に挑み、解いていく。作者にしては、ヒロインがおとなしめだと思ったら、やっぱりね。と。2人が過ごしてきた日常、謎解きは最終話で炸裂する。…

誰も死なないミステリーを君に2

1巻から時間が空いたが無事に2巻が出てくれて嬉しいです。1巻で心を掴まれた僕としては待ち遠しかった。続巻が発表された時は舞い上がりましたよ。さて、内容としては、2巻は1巻に比べて、難易度が上がっているように思いました。死線は消えたり、また浮かん…

誰も死なないミステリーを君に

1年前に1回読んで、2巻が出るとのことで、読み返しました。なぜか頭から離れない魅力がある今作。寿命以外の死が見える少女・志緒がある少年・佐藤と協力し合い、死を防ぐというもの。アガサ・クリスティーの超有名作「そして誰もいなくなった」をもじって、…