羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

徳間文庫

ノッキンオン・ロックドドア2

素晴らしいシリーズですね! 1巻を読み返して、今巻を読んだら、1作目よりもグッとキャラクターに魅力が増して、過去も明かされて、より今作品の虜になりました。 前巻で明かされなかった探偵2人と刑事と容疑者の大学時代のエピソードが描かれていて、そん…

ノッキンオン・ロックドドア

続巻が文庫化するので再読しました。 初めて読んだときよりもミステリ作品として、より深く読み込めました。 バディモノで、動機、シチュエーション、得意推理が違う探偵2人が様々な事件を解いていく。互いに分かりあって、信頼している関係性が良い。軽口や…

M.G.H. 楽園の鏡像 新装版文庫

三雲岳斗先生のSFミステリ作品ということで読まずにいられませんでした。 地球から離れた宇宙ステーションで起こる不可解な殺人事件。 場面が場面だけに緊迫感がありつつもしっかり主人公とヒロインの関係や背景を描いているところが好きだなぁ。 SFミステ…

ノッキンオン・ロックドドア

青崎先生は器用な作家でありながら、どの作品でも色濃く個性を表してくれるので好きです。今作は探偵と助手ではなく、探偵と探偵を組み合わせる新たな試み、しかも男と男。男同士特有の空気感や信頼感があり、ミステリー小説というだけでなく、キャラ小説と…