羽休みに娯楽を

ラノベや漫画やアニメやら

GOSICK ーゴシックー

GOSICK ──ゴシック── (角川文庫)


超人気作。以前、アニメでやっていたのは知っていましたが、作品に触れてませんでした。

なんとなく、1巻は読んでおこうと思い、読みました。


ツンツンした、ヴィクトリカと慌てん坊の三男の久城がなんだかんだで、良いペアでした。やはり、ロリで強気な少女は良いね…

初めから関係が固まっていて、仲良くなる前の話が気になります。


一つの事件を様々な角度から描写して、繋ぎ合わせて結末に落としていて、上手い!

あっという間に読めました。


謎はあっさりめでしたが、そこはこれからですね。

誰も死なないミステリーを君に

誰も死なないミステリーを君に (ハヤカワ文庫JA)


1年前に1回読んで、2巻が出るとのことで、読み返しました。


なぜか頭から離れない魅力がある今作。

寿命以外の死が見える少女・志緒がある少年・佐藤と協力し合い、死を防ぐというもの。

アガサ・クリスティーの超有名作「そして誰もいなくなった」をもじって、「そして誰もいなくならなかった」を目指すミステリー。ミステリーって人が死んでからが始まりな部類もあるんですが、それ以前に誰も死なないのがベストだよねって。ミステリーとしてはつまらないように思うかもしれないが、やはり誰も死なない、優しい世界を目指すのは尊いと思いました。


志緒と佐藤の軽快な会話や空気感が良いし、物語が全体的に練られていて、面白いくらいスムーズに進む展開も良い。


全体的に満足感の高い作品になってると思います。

気になる方は是非とも読んでもらいたいです!

死体埋め部の悔恨と青春

死体埋め部の悔恨と青春 (ポルタ文庫)


死体埋め部ってなんだと思ったら、言葉の通り死体を埋めるというもの。よくもこんな危ない題材を扱うものだと思ってたが、読み進めていくうちにハマってしまいました。

様々な事情で依頼される死体。その死体の状況や情報から推理する真相。よく練られていた謎でした。


最初からあちこちに撒かれていた伏線を最後に回収して纏め上げた最後は素晴らしかったです。


死体を埋めるという後ろめたい感情を利用し、物語に緊迫した空気を出していて、スリルがありました。



最後に主人公が祈るところにいたっては感動モノです。

響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話

響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話 (宝島社文庫)


シリーズ最後の短編。実に良い息抜きになります。

あすか世代、優子世代、それぞれの代の卒業までの残された時間を切り取った話が多く含まれていて、どの話も読んでいて沁みました。このシリーズを読んでてよく思いますが、各キャラの関係性や変化、呼吸、歩く速さ、全てを描き切っているから、ちょっとした軽い話に見えるものも、見方が様々あるように感じます。

この巻では優子と夏紀の安心感が凄い。この2人の喧嘩というイチャイチャは破壊力抜群ですよ。


そして、久美子が部長になってからの話をちょっと収録。無事に乗り切りましたが、これからどうなるか。


このシリーズの集大成の最終章を読むのが怖いものがありますが、期待が高まってしかたありません。

響け!ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 後編

響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 後編 (宝島社文庫)


スピンオフ後編。


2冊でまとめるのが勿体ないくらい、面白い。梓が自分の問題と向き合い、そして、未来先輩のアクシデントと直面する。

様々な困難がありましたが、周りの仲間が梓を支えていて、皆一丸になっていたのがまさに青春!部活の王道をいっていて素晴らしかった。


最後の方はダイジェストみたいになっていたのは残念だが、良い結末を迎えたように思います。



さて、本編最終章へ行きますか。

響け!ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 前編

響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 前編 (宝島社文庫)


スピンオフ作品。

久美子や麗奈と同じ中学だった、梓が主人公でお送りする。


本編の最終章を前に読んでおこうと思い読みました、相変わらずの作者の腕前で巧みな描写と心の揺らぎを書いていて、部活内の出来事をドラマにするのが上手。


本編の久美子に肩入れしたい気持ちが強いから、あんまり梓を好きにはなれないなというのが個人的な想い。

梓の歪みが浮き入れづらいが、そこは後編でフォローされるでしょう。



スピンオフ作品としては良い内容では凝ってる気がするので、得した気分になれます。

アヤカシ・ヴァリエイション

アヤカシ・ヴァリエイション (LINE文庫)


新しく出来たレーベルに三雲先生の新作が!

楽しみにしてましたが、期待どおりでした。


世界観や主人公の背景などを作り上げるのが上手い!主人公・晴が背負っているものが物語が進むにつれて明かされていき、そこには衝撃なものが含まれていましたが、迷わずに決断していくのが良い。

晴の仲間達といえる面々も個性的だし、なんか家族みたいな感じで脇を固めるのも上手い。


ヒロインといえるキャラがいなくても、物語にのめり込むことが出来ました。友情を意識したみたいで、互いに理解し、息を合わせていくのが魅力です。