羽休みに娯楽を

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キミの忘れかたを教えて

キミの忘れかたを教えて (角川スニーカー文庫)


一度諦めてしまった。投げ出してしまった。

松本修が大学を中退し、実家に帰ってきて、腐っていたところから立ち上がり、再生する物語。


腐っていたときに故郷に戻り、昔やってしまった過ちと向き合い、以前から付き合っていた人たちに助けられて、何かを成し遂げようとする物語が好きです。

そして、幼馴染の鞘音との確執を抱えながらもいちゃつくの良いです。甘々な2人がぶつかり合う最後は盛り上がりました。

 

また、修と鞘音以外のキャラも良いキャラしてて、引き立て役に収まらない活躍をしてました。


1巻はプロローグ的な内容なので、2巻を楽しみにしてます。

鏡のむこうの最果て図書館 光の勇者と偽りの魔王

鏡のむこうの最果て図書館 光の勇者と偽りの魔王 (電撃文庫)


電撃小説大賞銀賞受賞作


優しいファンタジー作品でした。

主人公のウォレスがリィリ、ルチアと交流を深めていき、自分のあり方、失った記憶を見つけだす流れはありがちかもしれませんが、人と人の繋がりの大切さを感じさせるもので、読み終わったら、胸が暖かくなります。



ゆっくり、しかし、確実に移ろう感情を是非読んで確かめてください。



これからの作者の活躍を期待しています。

キノの旅ⅩⅤⅠ the beautiful world


今巻は全体的に薄味で、サラーと軽く読めました。


「育てる国」

・まず、育てるって自分の名誉の為にしてる時点であっ…って感じです。子は親を選べないというが、親が子を選んだら上手く言えないが外れる気がする。ティーの吐く言葉が刺さる話。


フォトの日々

「見えない真実」

・真実を伝えるのはいつだって、人間の言葉だ。題名の通り真実は見えない終わりで、その余韻が悲しい。それが望んでいた形に近いとしても。


「残されたもの」

・何かを残すには、手紙や写真が最適かも。写真は視覚的にも心に残りそうだ。幸せな瞬間だけでなく、悲しい時も残していかなければいけない。本当にそう思う。

錆喰いビスコ

錆喰いビスコ (電撃文庫)


以前から面白そうだと思ってたが、絵や物語が自分に合うのか分からず、読めませんでした。ただ、このラノダブル1位、ということで1巻は読んでみようと思いました。


読んでみたら、ビスコとミロの熱い旅でした。次々と現れる敵を撃破しながら進むので、もう少し1回1回の戦闘を比率を高めても良いかな。あと、最後の戦闘は超次元過ぎて、それまでの戦闘を軽くしてしまう気も。まぁ、全体的には楽しめました。


ビスコに引っ張られる形でミロも熱く強くなっていき、終盤の展開を盛り立てていて、男と男の友情は熱いですね。

ビスコ、ミロ以外にもパウー、チロル、ジャビ、アクタガワが良いキャラしてて、ご馳走さま。


手に汗握る展開が続き、気が緩むことなく最後まで駆け抜けました。そのおかげが読み終え後は心地の良い疲労感が得られました。



癖が強い作品ですが、ハマればたまりません。

やがてはるか空をつなぐ

やがてはるか空をつなぐ (ファミ通文庫)

 

ファン通文庫らしい、真っ直ぐな青春でした。そうだ、こういう物語を待っていた。というか今作が出るまであまりファミ通文庫の新刊を読んでなかったので忘れてました。

 

ファミ通の昔ながらの持ち味だと思うので、売れ線から外れていても青春作品を出してほしいと思います。

 

 

さて、作品としては、ロケットを使い、男女5人の心に溜まっていた想いを解き放つ展開は理想的でした。

 

七海、遥、佐奈、山花、柊、全員の視点から物語を見れて、感情移入しやすかったです。5人の想いを知っているからこそ、最後の打ち上げるロケットに胸を打たれました。

 

 

真っ直ぐな青春が好きな人にオススメです。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。13

(内容)

暦は雪解けの季節を迎えるが、新しい希望の芽吹きはまだ遠く感じられる3月。それぞれの想いを言葉にし、行動しようとする雪乃、結衣、八幡。そして、それは今のままの関係でいることを終わらせることでもあって―。雪ノ下雪乃は、最後まで見届けて欲しいと願った。由比ヶ浜結衣は、このままずっと一緒にいられたらと祈った。美しい夕日に時が止まればと願っても、落日を迎えなければ新しい日はやってこない。前に進むために諦めること、終止符を打つこと。悩む間もなく、巻き戻すことも出来ず、エンドロールは流れ始める…。

(感想)

最終章に突入。


遂に奉仕部3人が前に進み始める。だが、心はモヤモヤしたままで、どこにたどり着くのやら。


平塚先生、いろはす、葉山、海老名、それぞれが内に秘めているのを見せつけられて、これは本当に終わりに向かってるんだなと実感します。


雪乃とは違う対立した形で八幡は助けようとするが、それって以前と変わらないのでは?八幡と雪乃の素直に吐き出せない拗れた感情がどこへ向かうのか気になります。

結衣はあいだ間に挟まれる本音が辛すぎて読んでると報われてほしいしか思えない。幸せになってくれ…


八幡、雪乃、結衣、なんでこんなに拗れちゃうんだ。

タイトルの通り、まちがったラブコメになるのか、最終巻をしかと見届けよう。

子守り男子の日向くんは帰宅が早い。

子守り男子の日向くんは帰宅が早い。 (角川スニーカー文庫)


最近、スニーカー文庫はweb小説から上手く書籍化に持ち込むなと。

今作は、妹・蕾(5歳)の為に放課後を全て費やすために気配を消し、早く帰宅する帰宅部エースである兄・日向が軸に回る、ほのぼの系ラブコメ


優しさに包まれた作品で、ただただ幸せだった。蕾ちゃんの可愛さは確かにファンタジーだった。


主人公・日向とヒロイン・悠里、後輩ヒロイン・日和だけでなく、クラスメイトの唯や雅にも出番があり、どのキャラクターにも気を配っているのは良いね!


ひたすら暖かい雰囲気で進みますが、日向が放課後を蕾に費やす理由や日和との空白の時間など考えるところもあり、刺さる部分もあります。


とりあえず1巻はキャラクターの紹介や物語が進み始めた感じなので、2巻以降のキャラクターの関係の変化を楽しみにしたいです。



日常系が好きな方にオススメです。