キノの旅 the Beautiful World (電撃文庫)
- 作者: 時雨沢恵一
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/11/01
- メディア: Kindle版
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超有名作。自分がライトノベル等に手を出す前から知っていた作品。図書室に沢山置いてあった記憶があります。
10月からアニメが始まって、毎週見ていて、どの話も詳しく知りたいなと思い、手を出しました。
プロローグ「森の中で・b」
第1話「人の痛みが分かる国」
第2話「多数決の国」
第3話「レールの上の三人の男」
第4話「コロシアム」
第5話「大人の国」
第6話「平和な国」
エピローグ「森の中で・a」
短編方式でサクサク読めるし、内容は考えさせられるものばかりで良かったです。
・1話 人の痛みというか、人の考えがダイレクトに伝わってきて苦しむって言うのが悲しいけど、人って良いことしか考えてないわけじゃないからなーと。
・2話 バカしかいないのか。多数決で全てを決めて、少数を消していって最後は1人しか残らないのは滑稽ですね。
・3話 どこかで聞いたことのある話でした。言葉だけでは表せないです。
・4話 アニメでも見た話ですが、殺し合いを娯楽にしてるやつらで殺し合えばいいっていう解決が好きです。
・5話 自分の読解力の無さが突きつけられて悲しいです。これって、キノが死んで新しくキノが生まれた話ですよね?
・6話 (自分達は)平和な国でした。予想通りでしたけど、戦争経験したなら、踏みとどまって欲しかったです。
・プロローグ エピローグ b.aという順番にしたことでキノの旅っていう作品のテーマが良く伝わってきました。
1巻を読んでみて、自分に合いそうだと思ったので続きを集めていこうと思います