羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

ヴぁんぷちゃんとゾンビくん 吸血姫は恋したい

 魅了する力を持つ吸血鬼のルーミアがある日、心を持たない名無しのゾンビに出会って始まるラブコメーーー。


 年齢と釣り合わない精神年齢を持つルーミアが可愛いくて、慌てっぷりを温かく見守るのが作品の楽しみかたかな。名無しのゾンビ、不楽が最後にルーミアに名付けられたときは、喜びが上手に伝わってきて、最初から最後までルーミアと不楽の為の物語になっていたんだなと好感が持てます。 ただ、主人公とヒロインというよりはヒロインとヒロインになっててどっちかに傾いた方が良いかなと思いました。


 この作品は続きが足りないと意味が無いなと思いました。なので、続巻を出してほしいです。早めに出ないと厳しいかなー。