羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

追伸 ソラゴトに微笑んだ君へ

追伸 ソラゴトに微笑んだ君へ (ファンタジア文庫)

追伸 ソラゴトに微笑んだ君へ (ファンタジア文庫)

 第29回ファンタジア大賞、金賞+特別賞作品。このファンタジア大賞作品の中では1番好きな作品です。読み返しました。

 なぜ読み返したのかと言うと、非常に残念な事に3巻で完結することに決まったからです。凄く落ち込みました。読まないと完結はしないからね!という想いから3巻は発売してから積んだままです。ただ、しっかりと物語の終わりを受け入れようと気持ちが変わり始めてきて、3巻を読もうと思いました。だが、1.2巻の記憶が細部抜けてるなってことで1巻から読み返そうと決意しました。


 2度目読んでみて、やっぱりマサキとハルカの掛け合いがとても好きだなぁって。日々のいがみ合いが愛おしいです。物語の設定もきちんとしてましたし、伏線は回収されていて完成度も高かったです。そして、最後の展開は文章に穴が空くぐらい前のめりになって読んでました。2度目で展開を知っていても感動しました。青春好きならたまらなく愛おしい作品です。


 てなわけでまだ読んでない人で、青春が好きな人は読んで下さいな!!