羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

保安官エヴァンスの嘘 1

 犯罪者が恐れる保安官、エルモアエヴァンス。彼はモテる。しかし、モテない。本人はモテたいが故にカッコつけようとする。その中でつく嘘に切なくなる。この作品はモテたい男子必見だ。


 短編集みたいに振られていって切ないぞ。しかし、カッコつけて生まれる勘違いが非常に面白い。女性賞金稼ぎのオークレイとは互いに、その気があればくっつきそうなのにすれ違うのが美味しい。あと、エヴァンスの生き様が良いせいで勘違いしていく女性達を見るのは謎の爽快感がある。続きが楽しみな作品です。