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MF文庫J ライトノベル 第13回 新人賞 受賞作 総評

 MF文庫の新人賞作品が11.12月に3作品ごとに出ました。計6冊読み終えたので総評しようと思います。その前に各作品に軽く触れようと思います。


 最優秀賞作品。恋愛、スキップ能力を合わせた新たな形のラブコメでした。やりたくないことをスキップして楽しようとするが、案の定痛い目にあって反省し、変わっていくのは爽快感がありました。惜しむは、設定の都合でスキップされた間の出来事が見れないことですね。

絶対彼女作らせるガール! (MF文庫J)

絶対彼女作らせるガール! (MF文庫J)

 優秀賞作品ということでしたが、頭が1つ抜けていたなという印象です。これを新人が書いたのかと驚きました。最近流行りのヒロインに協力してもらい、主人公が周りに認められるようになるという流れです。ヒロインは個性に溢れてるし、主人公も自分を持っていて読みやすいのもGOOD!

 佳作。設定の奇策で勝負してくるのは好きですが残念でした。1巻では結局合法ロリは明かされないという1番やっちゃいけないことをやってました。2巻も出るみたいなんで、そこで明かすぐらいなら1巻で明かしてくれよって感じです。

クロス・コネクト あるいは垂水夕凪の入れ替わり完全ゲーム攻略 (MF文庫J)

クロス・コネクト あるいは垂水夕凪の入れ替わり完全ゲーム攻略 (MF文庫J)

佳作。なんだろうこの勿体無さは。あらすじで感じた物語のワクワク感が得られず勿体無さが残りました。お手軽な作品になってて残念。

 審査員特別賞。これは新しいものが投げられたなと。ヒロインが素直になれず毒しか吐かないが、主人公と読者に伝えられる本音が甘々でした。しかし、本音が聞こえるというだけで一冊まとまるのは難しいかな。途中飽きが感じられます。

ポンコツ勇者の下剋上 (MF文庫J)

ポンコツ勇者の下剋上 (MF文庫J)

 審査員特別賞。この作品は個人的にツボに入って面白かったです。意地の悪い主人公と聖光剣ヒロインの掛け合いが面白いし、展開もサクサク読めて素晴らしいです。物語のクライマックスもきちんと練られていて、最後の展開は盛り上がりました。



 6作品読んで、僕の知らないラブコメと絶対彼女作らせるガールとポンコツ勇者の下克上は期待してた以上のものを感じたし、新人とは思えなかったです。

一方、せんせーのおよめさんにとクロス・コネクトとあまのじゃくな氷室さんは勿体無さがあって、もっと面白くできるのではないかと思いました。逆に言えば、これから面白くなる要素があるということですね。

 全体的にある程度まとまっていて読めますよと。自分の好みに合いそうなものを手に取って頂ければと思います。