羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

遠まわりする雛

遠まわりする雛 (角川文庫)

遠まわりする雛 (角川文庫)

 今回は短編集。

・やるべきことなら手短に

不思議ヲ以テ不思議ヲ制ス。奉太郎がえるとの関わりが浅い頃だからやったんだろうけど、あんまりだよな。里志の奉太郎の理解が凄すぎる。

・大罪を犯す

ちょっと不思議な謎だけど、解決しちゃう奉太郎凄い。

・正体見たり

これもう奉太郎にとってはゆるゲーだな。

・心あたりのある者は

最初話ししてたことを忘れてしまう奉太郎とえるが可愛い。

・あきましておめでとう

タイトルが秀逸。携帯の下りとかはアニメと同じで面白かった。

・手作りチョコレート事件

里志と摩耶花に振り回された奉太郎とえるが可哀想だった。奉太郎が里志に問い詰めるのは省エネだけど、やらなきゃいけないよね。えるは責任感じるなって言うのは無理だし、えるが1番の被害者。

遠まわりする雛

奉太郎とえるの関係性が変化してきたのが分かって、ニヤニヤしちゃうな。2年生になってからの2人が楽しみだ。


次はふたりの距離の概算