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滅びの季節に≪花≫と≪獣≫は<下>

滅びの季節に《花》と《獣》は 〈下〉 (電撃文庫)

(あらすじ)

――それは、永久の別れなのか。
 《天子》の襲来からスラガヤを護り抜いた末、《銀紋》の力を使い果たした二人。肉体は限界を迎え、《貪食の君》は深き眠りに就く。もう一度クロアを抱きしめたいという、淡く切なる願いと共に。
 独り取り残されたクロアは、朽ち滅びた地下街エルラムで、《銀紋》を持たない謎の集団に囚われていた。一方スラガヤでは、クロアを聖女の再来と謳うリリアン教が街の変革に動き出す。滅び行く世界の歩みは、もはや止める術もない。
 しかし二人に待ち受ける過酷な運命は、古き二つの記憶を呼び起こす。かつて一人の青年が手にした幸福と悔恨、一人の少女が残した想いと希望。その果てに、三百年の月日を超えた一つの奇蹟が蘇る。
 異形なる恋物語、その結末は。


上下巻の下巻

なんか、穏やかな物語の展開の畳み方に感じました。

上巻を読んだ限りだともう少し、壮絶な展開になるんじゃないかと思いました。ただ、この物語はこの締め方しか無かったんだなと思える展開だったので、納得です。

あと、ローくんの再登場が地味に、いや、かなり嬉しかったです。


この作者の前作より、幾らか読みやすくなってて、巧みな構成でしたが、やはり前作の血翼王亡命譚の方が好きですかねー。ま、この作品も一定値を超えてるんですけどね。

八角先生の書く物語は頭に残って、離れないから好きです。


八角先生の次回作を楽しみに待ってます。