羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

変態王子と笑わない猫。11

変態王子と笑わない猫。 (11) (MF文庫J)

(あらすじ)

君にさよならを。

「ぼくは未来から来ました。今話しているのは、十年後のぼくなんです」――ついにツカサさんに真実を明かしたぼくと、「そうです。この絵が十年後のわたしです。受け継がれた筒隠のないすばでいの究極体」「え?」「お胸には天を貫くダイナマイトドリル、お尻には地を包むクリスタルボム」――未来改変運動に勤しむ月子ちゃん。鋼鉄さんの運命を書き換え、みんなを幸せにするためにぼくらは戦い始める。訪れるはずのなかった過去世界。あるはずのなかった交友関係。新しい歴史が動いていく。けれど――本当に、本当の意味で、未来を変えることなんてできるんだろうか? 大人気爽やか系変態ラブコメ第11弾! これは、『幸福』についての話だ。


7巻あたりから迷走していた物語も無事に着地した。遠回りに進んでいたが、落ち着くところに落ちて良かった。

でも、月子が巻数を重ねる度にヒロインとしての魅力が落ちてきたのは残念。反対に梓の魅力が上がってきたが、報われなさそうで辛い。


最終巻はどんなエピローグになるのか楽しみにしてます。