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飛べない鴉と切れない糸

飛べない鴉と切れない糸 (講談社ラノベ文庫)

飛べない鴉と切れない糸 (講談社ラノベ文庫)

(内容)

鴉野伊吹は目つきが悪く、売られた喧嘩はすべて買う(そして勝つ)ことから、不良と恐れられていた。そんな伊吹は、ある徹夜ゲーセンの帰りに幼馴染の涼音の危機を救うことになるが、代わりに命を落としてしまう。正確には魂が抜けた状態であり、その魂に死神がこう告げた。「きみを助けたい、と心から思ってくれる人に見つけて貰ってね、三日以内に!」と。一匹狼の不良である自分を助ける者などいない、と自暴自棄になっていたとき、見知らぬ少女と目が合った。彼女は一体何者なのか、そして何故、伊吹が元に戻るための協力を拒むことをしなかったのか…。通りすがりの謎の少女・ユリと伊吹の不思議な共同生活で、二人の世界は大きく変わる。

(感想)

伊吹は不器用だけど、凄い優しい主人公で、ユリは弱気だけど、誰かを大切に想うヒロイン。伊吹とユリのキャラ構成がしっかりしてるから、それだけでも読める。

お話的には設定と構成が巧みで、終始文章に釘付けになりました。久しぶりに芯の通っている良作を読んだ気分です。


サブキャラの涼音、宮沢、カタリ、イサナが物語によく絡んでて、無駄なキャラはいないのもポイント高いです。



本当に良い作品でした。