羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

虐殺スペック赤三月さんと低スペックの九木野瀬くん plan.1

虐殺スペック赤三月さんと低スペック九木野瀬くん plan.1 (オーバーラップ文庫)


世の中は才能次第。どれだけ努力次第しても才能がある人には届かない。本当に?


ある日、低スペック・九木野瀬が虐殺スペック・赤三月朝日の自殺を阻止したところから始まる。



人生の攻略法を作るというぶっ飛んだ話なのに、やることはシビアで現実的。九木が赤三月に振り回されつつ、自分の考えを示していくのが良い。上級者向けが赤三月で初心者向けが九木が作成するスタイルは、良い構成だった。


赤三月と一緒で、自殺しようとしていた、黒花夜が1巻で人生を変えたのですが。本人の意思を尊重していたので、嫌な感じは無かったです。ただ、いつか赤三月と九木がぶつかり合う予感がします…


他作品ですが、よう実や弱キャラ友崎くんみたいな作風が好きな人に刺さるかと。



みんな読んで!続いて!