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いなくなれ、群青

いなくなれ、群青 (新潮文庫nex)

いなくなれ、群青 (新潮文庫nex)


階段島シリーズ第1巻


今年中に最終巻が出るみたいなので、1巻から読み返そうと思い、読みました。


河野先生の作品は特殊な状況を作り、その中で普通の日常を送らそうとするのが良い。そして、階段島は自分が捨てた一部が集まる場所。不幸で幸せ。人は成長するために、何かを捨てている。捨てられた人達の集まりという設定と美しい言葉選びが光る作品です。


七草と真辺の共犯みたいな関係も良いです。互いに意識しあってて、どこまでも2人は潔癖なんだよね。物語の始めということで、ゆっくりとした1巻です。


それにしても、100万回生きた猫は良いキャラしてるよ。