羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

やがてはるか空をつなぐ

やがてはるか空をつなぐ (ファミ通文庫)

 

ファン通文庫らしい、真っ直ぐな青春でした。そうだ、こういう物語を待っていた。というか今作が出るまであまりファミ通文庫の新刊を読んでなかったので忘れてました。

 

ファミ通の昔ながらの持ち味だと思うので、売れ線から外れていても青春作品を出してほしいと思います。

 

 

さて、作品としては、ロケットを使い、男女5人の心に溜まっていた想いを解き放つ展開は理想的でした。

 

七海、遥、佐奈、山花、柊、全員の視点から物語を見れて、感情移入しやすかったです。5人の想いを知っているからこそ、最後の打ち上げるロケットに胸を打たれました。

 

 

真っ直ぐな青春が好きな人にオススメです。