羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

キノの旅ⅩⅤⅠ the beautiful world


今巻は全体的に薄味で、サラーと軽く読めました。


「育てる国」

・まず、育てるって自分の名誉の為にしてる時点であっ…って感じです。子は親を選べないというが、親が子を選んだら上手く言えないが外れる気がする。ティーの吐く言葉が刺さる話。


フォトの日々

「見えない真実」

・真実を伝えるのはいつだって、人間の言葉だ。題名の通り真実は見えない終わりで、その余韻が悲しい。それが望んでいた形に近いとしても。


「残されたもの」

・何かを残すには、手紙や写真が最適かも。写真は視覚的にも心に残りそうだ。幸せな瞬間だけでなく、悲しい時も残していかなければいけない。本当にそう思う。