羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

鏡のむこうの最果て図書館 光の勇者と偽りの魔王

鏡のむこうの最果て図書館 光の勇者と偽りの魔王 (電撃文庫)


電撃小説大賞銀賞受賞作


優しいファンタジー作品でした。

主人公のウォレスがリィリ、ルチアと交流を深めていき、自分のあり方、失った記憶を見つけだす流れはありがちかもしれませんが、人と人の繋がりの大切さを感じさせるもので、読み終わったら、胸が暖かくなります。



ゆっくり、しかし、確実に移ろう感情を是非読んで確かめてください。



これからの作者の活躍を期待しています。