好きなのに、伝えられない。
望みはないのに、願ってしまう。
初恋のことを引きずり、拗らせ系の三雲雛子が主役の2巻。
冬に失恋ってなんか良い響きな気がする(気のせい)失恋の一歩手前というか、ほぼ決まっていても足掻く三雲さんの健気さや悲壮な気持ちが酷く重く感じて最後はやっぱ、そうなるかーと。 でも改めて出した結論はやはり自分の気持ちに正直で良かったと思います。正清は分かってて見過ごしてるんから最悪だけど、分かってないんだろうなぁ笑
修の病気の件を鞘音に伝えてないのは物語的に、心情的に合ってるんだろうけど、導火線に火が点いてるみたいでハラハラする。しかも鞘音が修に依存しきってるのも不安だ。
修と鞘音の関係はいびつだが、最後まで見届けたい。
1巻同様に再起の物語でしたが、暗めな雰囲気が良かったと思います。
さて、修の命はどこまでもつのか…