羽休みに娯楽を

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教室が、ひとりになるまで

教室が、ひとりになるまで


初作家さん。

表紙やあらすじに惹かれて読みました。

スクールカーストとミステリーが良く組み合わさっていて、読み応えのある作品でした。


クラスで高い立場の人が三人続けて、自殺するという非日常が生み出す不穏な空気が良く作用していて、バラバラドキドキしながら読み進めて、たどり着いた最後は叫び出したくなるぐらい現実で、胸が割かれそうでした。


自分が割と主人公の垣内や檀の考えに共感してしまいましたが、スクールカースト上位者にはそれなりの悩みもあるのを知っておかないと。人と人は完全には分かり合えないが、歩み寄る意思は大事だ。


伏線回収の鬼みたいな作品でよくもまぁここまで書いたなという力作でした。

作者の他作品にも興味が湧きました。