羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

ブギーポップ・イン・ザ・ミラー「パンドラ」

ブギーポップ・イン・ザ・ミラー 「パンドラ」 (電撃文庫)


今回はブギーポップや凪はメインではなく、6人の小年少女の友情の物語。

それぞれが様々な理由で同じ時間を共有することを選んでいて、本当に大切な仲間なんだと思いました。


彼ら彼女らは大きな試練を得て、バラバラになっていったが、みんな生き残っているんだ。きっと。


こうなることがあらかじめ決まっていたものであっても、生き抜いた証拠を感じられる読後感が心地良い作品でした。