羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?4時間目

教え子に脅迫されるのは犯罪ですか? 4時間目 (MF文庫J)


(内容)

「わたし、作家デビューが決まりました」―衝撃的な星花の告白を受けて、塾講師・天神は、冬燕と一夜の過ちを犯した。それはさておき、作家・天神は、自分が同業者であることを隠して出版社の受賞パーティーをやりすごそうとする。だが、彼の前に新たなJCが現れて…?「―ヤヤは神です―ヤヤノ才能を信じなさい―」「か、神を僭称するだなんて、悪魔はわたしへの挑戦ですか!?」…違うと思うぞ。光と影のJC作家二人に内から外から責められて、天神の作家業は一つの転機を迎える―。恋する教え子×冷ややか先生で贈る年の差ラブコメ第四弾!悪魔と天使と、神様か…。

(感想)

星花がガチクソ悪魔になってて、1巻の頃はクソガキだったのになー。天神が思ってもない速度で星花が成長し、自分より高い場所に登り詰めるとか鬼か。この作品、星花以外に恵まれる人は出ないんだろうか。才能や運を味方につけすぎぃ。


新キャラの八谷屋は不思議ちゃんキャラで大賞受賞作家ということで、こっちが光だと思ったら陰だった。星花が陰かと思ってたから以外過ぎた。最初は不思議ちゃんで、成功していくかと思ってたら星花に喰われた形になってたな。ぼろぼろに傷つき、落ちるところまで落ちたが、最後に上に上がっていく兆しを見せてくれて好きなキャラになりそうです。

あと、冬燕がわりかしポンコツなんだけど今巻はギャクキャラになって悲惨でしたが、次巻は物語に食い込んできそうで期待します。


今巻は作家もの100パーセントで面白いは面白かったんですが、女子小学生達の出番が少なかったのは残念。次巻はどうなるかな?



めちゃくちゃ面白いぞ、このシリーズ!