羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

物理的に孤立している俺の高校生活2

物理的に孤立している俺の高校生活2 (ガガガ文庫)


生きる上で困難な異能を持ってしまったぼっち達の夏休み。

うん。辛い。あれ?こんなはずでは… そんな思いが頭をよぎる。

波久礼が高鷲と菖蒲池と仲良くなり、そんな矢先に転入生が。なんだか悩みがありそうな転入生・汐ノ宮と過ごしていく。


ぼっちの夏休みの予定は空白過ぎる。漂白してしまったのかというぐらい白い。だからこそ、仲良し同士で数少ない機会が色あせないのだ。夏祭りに行って愚痴りながらも波久礼や高鷲は忘れない思い出になったんだろう。

さて、新キャラの汐ノ宮は悩みを良いことも含んでるから難しい。線引きを教えてくれる友達が出来て良かった。メイド長は不思議な可愛さだった。


汐ノ宮メインというよりかは1巻から波久礼に突っかかってきたエリアスのほうがメインだった。突っかかってきたのも理由があり、それを互いに吐き出しあって仲直りする。その時の波久礼の言葉は高鷲や菖蒲池達と過ごしてきて発したもので重さがあった。だからエリアスに響いたんだろう。


続きが楽しみです!