羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

掟上今日子の挑戦状 文庫版

掟上今日子の挑戦状 (講談社文庫)


今回はアリバイ、密室、ダイイングメッセージを題材にした中編一本、短編二本が収録。


1話目のアリバイは犯人目線が多めだったけど、動機が予想の斜め上を狙ったもので、まんまと騙された。ぐぬぬ


2話目の密室はよくよく考えていくと分かったのかなと。ただ、今日子さんの金に対するスタンスやうっかり犯人が分かってしまうのが微笑ましい。


3話目のダイイングメッセージはよくある警察の仕掛けに犯人が引っかかる。今日子さんの最後の台詞はまさにそうだよなと。