余命宣告されても達観している青年・景と魂を狩る死神・供花が過ごす7日間。1日1日を大切に過ごして、2人の距離が近づいていくのが、尊い。
景は供花に最初から一貫して心を開いてもらいたいというのが伝わってきて、供花が感情豊かになっていくのも分かる。ふとした時に見せる供花の笑顔は良いよね。
アイスを喜ぶ、ぬいぐるみを触る、漫画にハマる、可愛すぎて悶えそう。
景に惚れていた芳谷はもう少し掘り下げてあげないと可哀想だと思ったが、しょうがないかな。
バッドエンドかビターエンドかなと思いきや、まさかのハッピーエンド。少し出来過ぎかもしれないが、一冊にまとめ切ってて、これで良かったと思えました。
たまに読みたくなるような作品でした。