羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

君と漕ぐ2 ながとろ高校カヌー部と強敵たち

君と漕ぐ2: ながとろ高校カヌー部と強敵たち (新潮文庫nex)


1巻が怒涛の展開だっただけに2巻は緩やかに流れ行きつつ、ところどころに刺さるところが混じっていた。


最後は恵梨香が悔しさを覚えて、これまでとは違う顔を出してきて、これからの活躍が楽しみ。


部員達がそれぞれ、悩み、動いていくのかが見えてきて、これからの指針みたいなものが描かれていたと思う。

あの人には負けたくない、隣に並びたい、自分の腕を磨きたい、心の揺れ動きが悲しいほど現実的だった。



これから、カヌーという技術が求められるもので、それぞれがどんな輝きを見せるのか、気になります。