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様々な味 珈琲店タレーランの事件簿4 ブレイクは五種類のフレーバーで

珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)


短編集。

いつもの黒い話は控え目で、どれも前に進める明るい話ばかりでした。

読みやすくて、気楽に読めました。


お得意の叙述も挟んであったり、美星さんの過去、シャルルについて、色々ありましたが、特に印象に残ってるのは、アオヤマが美星さんからもらったものを取られたときに、自力で取り返すという男らしさを感じれたことですかね。


そろそろ、アオヤマと美星さんの仲が進展して欲しいところだけど、付き合う前の方が描きやすいのかな。