木緒先生と三嶋くろねさんがタッグを組んで、装丁のお仕事モノとか面白くないわけがない。
主人公・甲府が何度も壁にぶつかったりしながらも周りに助けられ、良い装丁作りに励むという熱い展開。めげずに投げやりならず仕事に取り組もうとする甲府を応援したくなる。そして、勇気をもらえます。
前から気になってた装丁というのも、知識が深まるので、読んでてためになります。やっぱり、本の顔ですから、色々な技術で読者に注目される表紙を作ってるんだと、大事な仕事ですね。
もっともっと続いてほしい作品でした。
有能デザイナー・烏口の過去も気になります。
作品を読む前と読み終えてからだと表紙を見る目が変わるし、感じます。