羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

陸王 文庫版

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池井戸潤先生の作品で1番自分の胸に突き刺さるのが陸王ですね。

ドラマは一気見して、最初から最後まで目を離せなかった。

ドラマと原作小説比較したら物語の整合性や物語の波の作り方はドラマのほうが勝るかな。ただ、小説は小説で心理描写に長けてるので、どっちもどっちか。

小説を読んで、ドラマを見てない人はドラマを見てほしい。


この作品はこはぜ屋が理想の陸王を作るまでの悩みや葛藤などと陸王を履く怪我を抱えているランナー茂木の走りたい気持ちが見どころ。この二つだけでも十分だけど、脇を支える人達の成長や気持ちも拾っていて、熱くなる場面が多いです。



読んでいて、辛かったり悔しさが伝わってきますが、それが身を結ぶところは胸が躍ります。


良い作品だなと。