羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

怠けてもいられない将軍 ひきこまり吸血鬼の悶々

ひきこまり吸血姫の悶々 (GA文庫)


読む前から期待していて、無理して早く読んだのですが、最高でした。読み終えた後はコマリ教に染まってるでしょう。


引きこもっていたコマリがある日突然、立場が変わり、将軍になる。

⁇みたいな状況から、面白おかしく状況が進んでいく。誰か気付けと思うが、うまい具合に良い方向に向かうのが笑えます。

また、コマリの側近のヴィルも変態だけど人間味を感じたり、周りの連中も良い奴らで、読んでいて楽しかったです。


前半は軽いノリでサラッと進んでおきながら、後に重要になる伏線も撒かれていて、抜け目ないなと。

後半は割と重い、シリアスな状況になります。

しかし、コマリとヴィルの背景が明かされて、ドラマチックな展開になり、最後らへんはもう必死にコマリを応援したくなりました。


読後は胸が非常に熱くなり、ほっとしました。


コマリとヴィルが好きになるのは必然的に明らかでしょう。


多くの人に、コマリの勇姿を見てもらいたいです!


おすすめです!