羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

揺れる思春期の心の内側 マツリカ・マハリタ

マツリカ・マハリタ (角川文庫)


柴山とマツリカさんの距離がグッと近づく2巻となっていて、良いです。

自然と話せる関係になったからなのか分からないですが、マツリカさんの上からの物言いに嫌味が感じなくなっていました。

反対に毒を吐かないマツリカさんに驚くという。


柴山は小西さんを中心に知り合いが増え、学生生活も変わってきている中、マツリカさんの謎が少し明かされたり、マツリカさんの心境も変わってきていて、良い関係性で羨ましいです。


話に関してはどれも一巻に比べて、研ぎ澄まされていつ、読み終えた後の感触が良くなっています。新キャラ達の内面描かれていて、より、楽しめました。



マツリカさんと柴山の学生生活をもっと見たいと思います。