羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

終わらない関係 巴里マカロンの謎

巴里マカロンの謎 (創元推理文庫)


久しぶりの小市民シリーズの新刊!

小佐内さんと小鳩君の日常を読めるなんて、幸せすぎて、ページをめくる手が止まらない、止まらない。

久しぶりの新刊で、作品の雰囲気、空気を忘れてしまってそうという心配がありましたが、全然問題無いです。

小佐内さんと小鳩君の掛け合いを読むだけで、一気に作品の世界に入れて、色々思い出せました。


話としては短編集で次々と出会う日常の謎に小市民コンビが挑むという感じで、その中で小佐内さんと小鳩君の信頼関係が噛み合っていたり、互いの謎に対するスタンスが異なっていて、そこの噛み合っているし、噛み合っていないとも言えるところが素敵です。小佐内さんの過激っぷりは小鳩君も心配だろう。


謎に関してはどの話も練られていて、充実してるんですけど、伯林あげぱんの謎が好きでした。読んで確かめて欲しいです、彼女の可愛さを。笑



まだまだ読んでいたいシリーズです。


次は冬季限定ですかね。


待ってます。