羽休みに娯楽を

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ままならない感情 痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった

痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった (GA文庫)


フライ先生の儚い表紙に釣られて読みましたが、表紙の幼馴染キャラ・伏見が結構情緒不安定でビックリ。可愛いんだけどさ。

主人公・高森と幼馴染の伏見は疎遠になっていたが、ちょっとしたきっかけで話すようになり、高森と親しかったクラスメイトの鳥越が触発され、ラブコメが始まる。


高森は鈍いにもほどがあると言うか、自己評価が低くて恋愛をできると思っているから、ヒロインたちがガンガンアプローチしていかないと心を掴めない。


幼馴染の伏見とクラスメイトの鳥越、高森のギャル妹、みんな可愛いくて賑やか。

ただ、みんながみんな周りに遠慮しているせいが想いを閉じ込めてしまっている。  

良い子だから悩んでいる。

鳥越なんか、切なくなるくらい高森と伏見を尊重してて、もっとわがままになって良いんだと思う。


高森と伏見は疎遠になっていたのが信じられないくらい、距離が近かったし、高森の考えはどうやったらああなるのか説得力がないのが気になったかな。


高森と伏見が付き合う流れにいくと思ったら、高森の元カノが襲来しそうなのを濁していて、どうなるかな。