羽休みに娯楽を

ラノベが多めで、キャラ文芸、漫画、アニメ、映画など娯楽でおすすめしたいことを書いてます。良かったら見ていってください!

鬼人幻燈抄(1)-葛野編 水泡の日々 文庫

鬼人幻燈抄(1)-葛野編 水泡の日々 (双葉文庫)

 

単行本刊行時から気になっていたが、時間が経ち文庫化されたので読みました。

面白いだろうとは思っていましたが、想像以上に胸にグッとくるものがありました。

 

序盤で世界観や登場人物の背景をしっかり描かれているからこそ、中盤以降の切ない三角関係とその側にいた娘の全員が鬼という存在に歯車を狂わされていく様子が辛く感じられました。

心理描写が巧みで、想いは決して揺るがないことが伝わってきました。

また、残酷な面もあるが美しいと思う気持ちが強かったです。

 

伏線回収が上手くて、物語に惹き込まれました。

 

勘太のこれからの旅が気になって仕方ないです。

 

最後のエピソードは最終巻に入れるものでもおかしくないですが、読めて嬉しいです。

 

江戸時代、山間の集落葛野には「いつきひめ」と呼ばれる巫女がいた。
よそ者ながら巫女の護衛役を務める青年・甚太は、
討伐に赴いた森で、遥か未来を語る不思議な鬼に出会う――

江戸から平成へ。
刀を振るう意味を問い続けながら途方もない時間を旅する鬼人を描いた、和風ファンタジー巨編。

デビュー作にして絶賛の嵐だった話題作が、早くも文庫化!

ひきこまり吸血姫の悶々5

ひきこまり吸血姫の悶々5 (GA文庫)

 

前巻の引きからヴィル回とは知ってはいましたが、良かったです。

コマリのメイドであり相棒で変態だけど頼りになるヴィルがコマリの側から離れている間のコマリが感じた寂しさや複雑な思いが、反転してヴィルを助け出そうとする展開を盛り上げていました。

また、変態メイド・ヴィルがいなくなって初めて気づく、ヴィルの存在感。コマリが思っていたよりも、よく動いてまとめあげていたのが実感出来ました。意外ですけど笑

ヴィルがいない間のサクヤのメイド姿は珍しくて楽しめました。

 

ヴィルの掘り下げがもう少し欲しいなと思うが、この作品はコマリと周りの仲間の変化を重視しているんだなと。

終盤の次々と仲間が集まるのは熱かったです。

 

次巻からは違う展開になっていきそうで楽しみです。

ひきこもりだったコマリが自分の行動を見つめ直して成長しているのを感じられて、良い物語です。

 

コマリの変化を追いかけていきたいです。

 

相変わらずひきこもれない日々を送るコマリ。

そんなある日、ムルナイトの宮殿に一人の少女がやってくる。
教皇ユリウス6世――六国に強い影響力を持つ神聖教の最高指導者だった!

重要な賓客が訪問してきたにもかかわらず、なぜかムルナイト皇帝は行方がわからず、
急場しのぎで七紅天大将軍たるコマリが接見することになったのだが……。

今度は世界そのものを揺るがす大騒動に!?

ひきこもりたいのに、ひきこもれない。
コマリの明日はどっちだ!?

激動の第5巻!!

辰巳センセイの文学教室 下 「こころ」を縛る鎖

辰巳センセイの文学教室 下 「こころ」を縛る鎖 (宝島社文庫)

 

下巻。

離れ離れなりそうだった辰巳センセイと円城がどうなるかと思いましたが強引な展開でまとめあげたのは驚きましたが、良い綱引きだったんじゃないかなと。

辰巳センセイの秘められた辛い過去が明らかになり、遠慮して引いてしまうかと思いきや、円城が恋に生きる乙女でなりふり構わないところがありながらも、辰巳センセイに心境に配慮してアプローチを仕掛けていて、硬く閉ざされていた辰巳センセイの心を開いて見せたのは見事でした。

痛みを知り、心を通わせる、一緒にいようとする円城の頑張りが実を結ぶ結末に心揺さぶられました。

 

辰巳センセイという題名が素晴らしいものだと思いました。

 

生徒、先生の悩める心を晴らしていく素晴らしい物語でした。

 

見事な幕引きで幸福な気持ちになりました。

 

 

言葉を尽くして生徒たちと向き合う辰巳センセイの姿に、円城咲耶は惹かれていた。彼女がアメリカへ短期留学することになったのと入れ替わりに、美貌の補助教員、シャーロットが現れた。シャーロットは辰巳との距離を縮めてきて……。
高校生活が巡り、人間関係が変化していくなかで、辰巳の「こころ」を縛る鎖が見えてくる。 日本の名作文学とリンクする、人間ドラマの行き着く先は……。

辰巳センセイの文学教室 上 「羅生門」と炎上姫

辰巳センセイの文学教室 上 「羅生門」と炎上姫 (宝島社文庫)

 

表紙の雰囲気、帯、あらすじに惹かれて衝動買いしました。

青春、文学、ミステリー、それぞれの要素が損なうことなく、それどころか重なり合って魅力的な作品でした。

自分の好きな要素が詰まっているからよりハマってしまいました。

学生の未熟な心や間違いが文学と結びついていて、固まった悩みが解けていくような読み味が素晴らしいです。

先生が主人公だから、大人視点で学生を見れていて、かつ諭すような形で事件を収めるので安心感があります。綺麗な展開の畳み方をしているので、物語に入り込めます。

学生という多感な時期だからこそ、心揺さぶられる読書経験や出来事は大事にした方が良いんだなとしみじみ思いました。

 

辰巳センセイと円城の年の差恋愛も背徳感があると同時に先生と教え子という壁や外部的問題、2人の気持ちの間にも僅かな溝があり、行き先が必見です。2人が仲良くなった出来事が描かれているからこそ、引き立つものがありました。

 

上下巻の上巻とはいえ、下巻への引きはかなり強めです。

上巻読んだら下巻が気になって仕方なくなります。

 

 

辰巳祐司は国語科のセンセイ。ゆえに言葉で、こじれた心と謎を解く。彼は校内の階段で負傷した女生徒を見つける。彼女はなんらかのトラブルに巻き込まれて階段から落ちてしまったようだが……。
事情を調べていくうちに見えてくる、複雑な恋愛模様や家庭事情。それはどこか、森鴎外の『舞姫』のストーリーと重なっていく。
教科書に載っている日本の名作文学と高校生活がリンクする青春恋愛ミステリー。

二人の推理は夢見がち 文庫

二人の推理は夢見がち (光文社文庫)

 

特殊設定ミステリーとして、物の記憶を見れるということで事件の真相に迫っていくのが興味深くて読み進めやすかったです。

能力に頼るだけでは解決までたどり着けず、主人公の沙紀があれこれ悩みながらたどり着く真相はほろ苦いものですが、現実と向き合う最後は希望がありました。

ミステリーとしてこの人かな?と思わせて、どんどん人の裏側が見えて来て、どの人が犯人でもと思わせられました。

また、主人公の早紀と能力を持つ司がちぐはぐな距離から始まったが、事件を追っていくうちに仲が深まっていき、最後には互いに向き合って話し合えるくらいになって次巻が楽しみです。

 

田舎と都会、どちらに住んでも悩みは出来るんだなぁと。

 

早紀は泥酔して訪れたバーで、謎めいた男性・司と出会う。
彼は眠っている間に触れた物の記憶を、夢に見ることができるというのだ。
そんな中、郷里の祖父が亡くなり、それが連続殺人事件に発展。
真相を探るべく司を伴い帰郷した早紀は、家族、友人らの秘密と、その真実の姿を目にすることになる。
記憶と夢、現実を自在に行き来する特殊能力探偵コンビが謎ときに挑む。

子ひつじは迷わない 贈るひつじが6ぴき

子ひつじは迷わない 贈るひつじが6ぴき (角川スニーカー文庫)

4.5巻で迷走していたが、今巻で盛り返してきたなと思っていたら一区切りだったのは残念だなと。

ヒロイン達の仙波、佐々原、会長の成田への気持ちが募ってきていて、彼女達の戦いはこれからなんだろう。

続き、これから成田達のラブコメ争いは始まりそうな状況で終わってしまうのは惜しい。

ブコメ方面はまとめきれなかった風に感じたが、これはこれで彼女達にとって良かったのかもしれないな。

 

ミステリーとしても長編で読み応えがありました。殺人事件にしたがる理由とか、興味深い部分がありました。ミステリーとしても真相が気になるように誘導させられました。

 

続きが読みたいなぁ。

 

 

クリスマス直前に「迷わない子ひつじの会」に持ち込まれた一つの依頼―それはある殺人事件の謎を解くことだった!?かくして吹雪に閉ざされた山荘を舞台に“なるたま”たちと怪しげな住人たちとの奇妙な推理劇が始まる!!…はずなんだけど、何故か佐々原と恋人を演じたり、会長と一緒に寝ることになったりと、毎度の如く大騒ぎになる「子ひつじの会」のメンバーたち。やがて仙波のサンタ姿を前にとうとう“なるたま”が―。

きみがラジオを好きだから1

きみがラジオを好きだから (1) (角川コミックス・エース)

 

ゲーマーズのコミカライズの作画を担当していた高橋つばささんの作品ということで興味津々でした。

 

ラジオ好きの主人公・君嶋の好きなものへ情熱を注いでいるのは好感が持てます。

元アイドルの眞中やクラスメイトのラジオ好きの小此木、2人がダブルヒロインって形で進んでいくのかな。2人とも抱えているものが見えたうえに君嶋との距離も窺えて、これからが楽しみな恋模様です!

眞中は案外早めに落ちそうだが、どうなっていくかな。

 

ラジオの知識もちょくちょく出てきて、勉強になります。

 

登場人物達の表情が魅力的に描かれていて、作品に入りやすかったです。

展開も王道ですが、楽しめました。

 

続きが楽しみです。

 

ラジオから始まる恋、お届けします♪少年少女の青春ラジオラブコメディ! 筋金入りのラジオ好き高校生・君嶋太陽は「ラジオ研究会」の設立を目論んでいた。しかし、一向に同志は現れず…。ある日訪れたラジフェスでラジオ好きの女の子と出会うが…!? ラジオ好きのための青春ラブコメ!