羽休みに娯楽を

ラノベが多めで、キャラ文芸、漫画、アニメ、映画など娯楽でおすすめしたいことを書いてます。良かったら見ていってください!

花は咲く、修羅の如く 2

花は咲く、修羅の如く 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

自分の好きな事、やりたい事が適したこととは限らない。それでも、選ばなければならない。

花奈と夏江さんが悶々としたり、ぶつかり合いながらも、理解しあっていく2人が魅力的でした。

 

どんな事でも初期衝動は見逃さずに乗っていくのか大事だよな。

青春の痛みを知ることで、シビアに挑んでいく夏江さんの姿は険しいだろうが、応援したくなりました。

 

これから、Nコンへ向けてどんな試練が待っているのか。期待したい。

 

NHK杯全国高校放送コンテスト、通称Nコンに向けて自身が読む課題図書を決めなければいけない花奈。先輩たちにアドバイスを受けながら、自分の“好き”という気持ちに素直に決めることにしたが、勝つことを重視する杏と対立してしまう。
それでも“好き”という気持ちを大切にしたい花奈は、杏に認められるように猛練習を重ねる──。

2022年 6本目映画大河への道

伊能忠敬がどうして大河ドラマにならないのか、調べていくうちに出てくる、日本地図が出来上がるまでの苦悩には目を見張るものがありました。

 

伊能忠敬は実際には日本地図を完成させていなかったなんて。思いもしなかった。

それは大河ドラマにならないな笑

 

伊能忠敬の死を隠して、日本地図を完成させていく様子はコメディがありつつも、伊能忠敬の意識を引き継いで大変な作業を成し遂げるという決死な覚悟が感じられて良かったです。

 

いつか、大河ドラマにならないかなという気になる映画でした。

 

 

2022年 5本目映画 ハケンアニメ

辻村深月先生原作の映画、ハケンアニメを観ました。

数年前、原作を読んで熱くなったのを覚えてます。

映画も凄い心に刺さる内容でした。

 

新人映画監督と天才映画監督のぶつかり合いと合わせて、互いの作品作りへの悩みや苦しみを見せてくれて、非常に良かった。

誰の為に作るのか。スタンスは違えど、視聴者の為というのは共通していて、自分の仕事に熱を注げるのは眩しかったです。

 

学生、社会人、自分のやりたいことで迷っていたり、やりたいことが分からない人にとっては背中を押されますね。

 

アニメは本数が増えて、見れるのが当たり前になってますが、作り手の必死な働きで成り立っていると思うと、考えが変わっていきます

アニメを見てもらうために、様々なプロモーションをしていくのを見ると作品の本質とは別にまずは見てもらうきっかけを作らなければならないというのは現実的でした。

届けるために手段を選ばない時もあるが、実になることもあるのは良かったです。

誰かに届けるというのは大変なことだと実感しました。


役者陣の演技も素晴らしかったです。

個人的に中村倫也さん、柄本佑さんの演技が素敵でした。


映画観終わったら、エクレアを食べたくなりました。

原作も再び読み返したくなりましたし、新刊のレジェンドアニメも読もうと思いました。




俺ではない炎上

俺ではない炎上

 

読み応え抜群の逃走劇に、意外な犯人、先が読めないハラハラ感が読む手を止まらせない。

怒涛の展開だが、最後まで一気読みです。

読み始めたらもう最後までいくしかない。

そんな魅力がありました。

 

SNSで呟かれる無責任な言葉、仕事でついボロが出てしまうこと、先入観で物事を判断すること。どれも自分は悪くないと正当化してないか?そう投げかけてくるメッセージ性が強かった。

何より、冤罪を晴らすべき主人公の逃走には目が離せない。

自分は悪くないと思っていたが、自分が気づかないところで人を傷つけていたこと、間違っていたことに気づいていく。

そうして、傲慢で正義を振りかざしていた過去から変化する姿は様々な人に読んでもらいたいです。

そして、新犯人は誰?という興味も尽きませんでした。

意外な人が犯人で認識がズラされていたりと、ミステリーとしても気づかぬうちにミスリードに陥っていました。

真相読む時はもう釘付けでした。

 

自分は悪くない。

そう言う前に自分を省みる、視野の広さが大切なんだなと。

 

ある日突然、「女子大生殺害犯」とされた男。
既に実名・写真付きでネットに素性が曝され、大炎上しているらしい。
まったくの事実無根だが、誰一人として信じてくれない。
会社も、友人も、家族でさえも。
ほんの数時間にして日本中の人間が敵になってしまった。
必死の逃亡を続けながら、男は事件の真相を探る。

青春絶対つぶすマンな俺に救いはいらない。 (2)

青春絶対つぶすマンな俺に救いはいらない。 2 (ガガガ文庫)

 

デビュー作品から好きで、1巻も楽しんでただけに1巻から5年経つとは思いもしなかった。待ってたよ。

その刊行の裏には色々あったようで、今作を読んであとがきをチェックしてください。

 

物語としてより磨きがかかっていた。勉強しなければならない状況に追い込まれた狭山だが、そんなすぐに改心出来るわけない。

補習仲間の仲里と共に狭山は勉強漬けになり、少し勉強出来るようになるが、そのまますんなりとはいかない。

今まで染み込まれた敗者としての自分が拭いきれず、感情に振り回されてしまう。

そういう、出来ない人の弱さに寄り添うのが魅力的でした。

 

出来る人には分からないだろうが、出来ない人も思うことがあるのだ。

勉強や努力を怠る敗者が敗者なりの矜持を持って、足掻く姿は青春でした。勉強しろという強者の裏には敗者が存在するのだ。

見方を変えれば出来ない事を抱えつつ生きるのも大変なんだよな。

 

小野寺も弱みがあり、狭山が良い感じに中和したエピソードは印象に残るものでした。言い合いながらも2人はお似合いなんだけどなぁ。このエピソードが後々に繋がりがあって良かった。

 

仲里姉妹の出来の差はあるが、落ちこぼれ扱いだった妹の杏奈が前向きになれて良かった。

姉の芹奈は優秀の裏に潜んだ顔が見え始めて、今後どう絡んでくるのか楽しみ。

 

 

次巻は2年以内にお願いします。笑

 

新たなダメ人間は――ビリギャル?

「マジで留年あるよ、コレ」「は? ……え、ガチすか?」「いやガチで」

成績が悪すぎて職員室に呼びだされた狭山は、はやくも人生が詰みかけていることを知る。

そんなとき、特別生徒相談室に現れたのは、学歴コンプ持ちのビリギャル――仲里杏奈。
狭山とは、補習クラスの腐れ縁である。

案の定、藤崎に目を付けられ、ふたりして留年回避プロジェクトに挑むのだが――?

勉強ができないやつは、落ちこぼれのダメ人間ですか?

クズ、無気力、電波、ビリギャル……はぐれ者たちが織りなす“痛”青春ラブコメ、まさかの第2弾!

青春絶対つぶすマンな俺に救いはいらない。

青春絶対つぶすマンな俺に救いはいらない。 (ガガガ文庫)

 

続巻が発売されるので再読。青春の敗者とも言える主人公達が人には馬鹿にされたり、理解されなくても、自分の弱さと向き合っていくのは良いですね。

青春作品で努力や諦めない、逃げないことは美学になってるが、それをしなければならないことなのかな。

主人公・狭山がかなりクズいけど、大事なところでは逃げ出さないのはポイント高い。クズいけど。

誰よりも劣っているがゆえに、出来ない人の気持ちを汲み取れるのかもしれないな。

なんだかんだ、仲間のフォローを入れるのは主人公だなぁ。

 

これから、どんな青春の負けを描いていくのか楽しみにしたい。

 

ゲスでクズな負け犬高校生・狭山明人と、狭山と犬猿の仲である無気力女子・小野寺薫。放課後に呼び出しをうけた二人は、中等部の電波少女・藤崎小夜子と出会うが―「私は明人と薫をお助けする正義のボランティアなのです。頑張る方向なのです」アレな発言にドン引きしながらも、狭山たちは藤崎が室長をつとめる特別生徒相談室の活動に巻き込まれていく。…俺たちは、負けに負け続けてきた青春の敗者だ。だからって、救いがほしいわけじゃねえ。ダメ人間オールスターでおくる“痛”青春ラブコメ、ここに堂々開幕!

青い春を数えて

青い春を数えて (講談社文庫)

 

青春の痛みをよく描いた短編集でした。

各話の少女達の葛藤やもがきを追っていくのが楽しかった。息苦しい学生時代でも喉元通り過ぎれば熱さを忘れる。しかし、苦しいひと時を忘れるのは容易ではない。

学生ならではの視野の狭さ、だがそれが良い。

 

部活、勉強、家族、価値観、様々な悩みを持っている少女達の内なる叫びを聞けて良かったです。

切実な悩みはすぐには消えないけど、消えてみたらスッキリしました。

 

登場人物の今後の人生を追ってみたい気にもなりました。

 

 

読みやすいうえに、思春期の持て余す感情を余すことなく満喫出来ました。

 

 

片づけないで、“青春”の一言で!愛嬌だけの姉ばかりが注目される。私ってなんなの?器用貧乏な妹の不満が爆発する『側転と三夏』。はみ出したくない、でも息がつまりそうになる。優等生が、噂の不良少女に振り回されて気づいたものは―『漠然と五体』。心のどこかにひっかかる、無視できない複雑な思いを描いた全5編。