羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

2022-09-15から1日間の記事一覧

鬼人幻燈抄(四)幕末編 天邪鬼の理

あぁ、この作品好きだなと改めて思う1冊。 刀を振るう機会がなくなっていき、武士の時代が終わる間際に揺れる武士の迷いが見事。そこに鬼の存在が絡んできて、より複雑になっていく。 辛くて儚い。だけど、それで終わらずに前向きに未来へ行けるような余韻が…