2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧
ほんっっっとに最後の野球漫画だなぁ。 野球だけでなく、様々な環境、苦しみを感じている人を描いていて、そんな人達が前を向いていく姿はグッとくる。 周りの人達の理解しようとする、誠実な姿勢にも大切なことを教えられる。 精神医学など、細かなところで…
裕時悠示先生の新作!俺修羅、29とJKなどが完結していき、ペースが落ちることなく作品が出されていて凄いなと。あと、嬉しい。 今作は、令嬢モノで死に戻り設定、心が読めるといった能力を上手く扱っていて、ユーモアがありつつも締めるところは締めている。…
須賀しのぶ先生の野球小説は素晴らしい。 甲子園出場が悲願とされている公立高校を10年置きにスポットを当てていき、様々な角度から悲願に立ち向かっていて、全てが繋がる最後には胸が熱くなります。主将、バッテリー、マネージャー、監督、外れと揶揄される…
殺し屋シリーズ第3巻。1.2.3巻と続けて読み返したが、今巻が個人的に好き過ぎる。主な語り手である兜が妻に怯える父の顔と裏の仕事を淡々とこなす顔、2つの面を持っていたが、父としての顔が濃くて好きだった。 というかもう辞めたいと思っている状況だった…
再読。映画観てから読み返したら、原作はこんな感じだったかと確認しつつも、楽しめました。個人的には映画の方が良かったな、ここは原作のままが良かったな、と思いましたが映画にまとめるならあれがベストだったのかなと。ただ、言いたいのは映画の果物コ…
あらすじから面白そうな気配がプンプンしてましたが、想像以上に楽しめました。 海外小説を読み慣れてなくとも、入りやすい作品かなと。 主人公・フィンレイが物騒な殺人事件に巻き込まれていくのが非常に軽快で、思わず笑ってしまいます。殺人なんてやるつ…
殺し屋シリーズ一作目。再読。初めて読んだ時はピンと来なかったが、改めて読んでみたら良かったです。 淡々と話が進んでいき、思いもよらぬことが起きたり、そことそこが繋がるのかというパズル的な面白さがありました。 妻の復讐を奪われた鈴木と様々な殺…
競作とはどういう意味かも知らずに、阿津川先生と斜線堂先生が書いているというだけで条件反射で読みましたが、問題なかった。むしろ知らないからこそ、256Pまで読み、袋綴じの挑戦状を読むことで、見事に衝撃を喰らうことが出来ました。頬にビンタされた気…