オーバーラップ文庫
前巻から1年くらい経っていたので、厳しいだろうと思ってましたが完結です。 設定や展開が衝撃的で印象に残っていた作品だったので期待してましたが残念です。 しかし、シオンとアリスレインの人とモンスターの共存という形で締めくくられていたのは非常に良…
クザクもセトラも殺されて、メリィは不死王に呑まれた。 ハルヒロの側に残るのはユメ、ランタ、あとはペット達。 これはハルヒロも心が折れる。 いや、ハルヒロだけでなく、様々な人の視点から絶望的な状況を映していて、なんて無慈悲なんだ。 誰だって、諦…
骨太なファンタジー冒険譚になっていて、読み応えありました。 設定として、で人が死んだら魔物になったり、魔物になった魂を命をかけて葬送する葬送士の存在があり、引き込まれる。 主人公・シオン、葬送士・アリスレインの掘り下げがあり、2人が心通わせ…
月村と桐谷の擬装カップルの真相が明らかになり、そういうことかと納得。しかし、桐谷が軽い気持ちで擬装カップルを解消させたことにより、月村への女子の猛アタックが始まる。この下りが長めだったのはちょっとなと。 スクールカーストの嫌なところを描いて…
ユメの師匠・イツクシマが登場。 あれ、この人こんなに頼もしかったっけ?と思ったら、ユメに振り回されているのを見ると落ち着くなぁ。 さて、今回も危険な旅が始まり、どうなることやらと思ったら、ランタとイツクシマの絡みに珍しさを感じたり、ハルヒロ…
学校に蔓延るスクールカースト。 陰キャラ、陽キャラなどの区分けというより、スクールカースト制度そのものを変えていこうとするのは珍しいですね。 その場の空気に支配される関係は健全ではないし、それを受け入れて仮面をつけるのもどうかと思う。 学校な…
夏休みの息抜き回で優児がヒロイン達とイチャイチャしていて、あまり進展がないのかなと思ってましたが、後半にきましたね。 優児が冬華との偽の恋人関係を結んでいるから夏奈に本音の部分で向き合えてないというのと冬華も夏奈に悪いなと思いつつ偽の恋人…
ハルヒロ達は命令に逆らえず無茶な試練を与えられるのは歯痒い… ただ、今回はレンジやトッキーズの面々がいるからか少し余裕が感じられた。 だがグリムガルは非常でそのまますんなりいかず、即死魔法やレリックというチートアイテムを持っている敵と対する…
前巻のバルバラ先生の死を引きずるハルヒロ。 ああしておけばと思ってしまうが、現実は戻らない。だから進むしかない。 バルバラ先生に貰ったオールドキャットという名前を響かせるしかない。 義勇団のシノハラさんが出てきたりしてかつての知り合いと徐々…
終章突入ってことでメリィ以外のハルヒロ、シホル、クザク、セトラが記憶喪失は突然で驚いた。記憶喪失が起きたことで、どうなるのか心配です。 意味はあるんだろうが怖いですね。 メリィが記憶を失ってないのは1度死んだからかな。 グリムガルがゴブリンの…
再び短編。 懐かしいマナトがいる時のモグゾーとランタの料理対決はさもあり何といった結末だが、息抜きには丁度いいんじゃないかな。 メリィがハルヒロ達と出会う前のどこに向かうかわからない時期は仲間を失った悲しみと出会う冒険者の下衆な部分に触れる…
短編集。円盤を集めていなかったので、ありがたい。 本編が過酷な状況なので、初期の雰囲気だけでも癒されるというか浸れました。 ゴブリン退治した頃のジタバタした感じが好きなんですよね。 ユメ、シホルがギルドの師匠と出会ったエピソードはなんか微笑…
前巻から入ったパラノの世界は実に厄介なところで、心の奥に閉まっている弱さを無理矢理引き出されてしまい、それが外側に出てきてしまうので、たまったものじゃない。 だが、パーティーがぐらついている今、各々が抱えている弱味を吐き出されて向き合った…
ユメと別れて、旅を続けるハルヒロ達。 各々がユメの気持ちを受け止めていて、ハルヒロはユメの気持ちを組みたいけど、リーダーとして痛手を負って悩む。 ランタに続いてユメも抜けるとなると雰囲気や戦闘時のバランスが取れないよな。 シホルはユメの気持…
久しぶりに楽な気持ちで読める日常でした。過酷な戦闘やランタとの別れや、メリィの死などがありましたが、なんとかやっている。たまには心やすまる時間も大切ですね。クザクがどんどんパーティーに馴染んできたように思います。ハルヒロへの信頼や好意、そ…
メリィがハルヒロをかばって死んだ。その事実は消えない。だか、ジェシーが示した一つの方法により、息を吹き返した。ジェシーの提案を飲むだけでも死んだ人間を蘇らせる禁忌に触れることで葛藤をしましたが、いざ蘇らせて、何が変わっていくのか、今までど…
イラストレーターの変更とのことだが、表紙や口絵、挿絵もあまり違和感なく見れたので、問題なし。 話としては表紙の通り、真桐先生が主役。 今まで頼りの存在だったが、そのイメージは今巻で崩れ去りましたね笑 困ったら酒に逃げ、優児に愚痴る。 まさかこ…
ランタが抜けて、どこか寂しげなハルヒロ達。思えば、どんな時もランタが良くも悪くも口うるさかったから、皆士気を保てていたのかな。基本みんな大人しいから、余計に大事な存在だったんだなと。そして、ハルヒロ達がピンチに。今までとは違い、ハルヒロ頼…
ランタがパーティーを裏切った形になりながらも、どこかで皆信じているのが良いね。初期のランタなら信じられないかもしれないが、積み重ねてきたものがあるから、簡単には崩れない。ハルヒロがランタをハッキリと信じてるのは、パーティーで1番ランタと話し…
グリムガルに戻ってきて早々に2人1組でバラバラになり、混乱することになるとは。ハルヒロとユメのコンビは特に真新しさみたいなのは感じなかったが、メリィとランタ、シホルとクザクの絡みは珍しかったので、序盤は気楽に読めました。ランタはハルヒロの不…
またもや知らない未知の世界に入り、話す言葉や文化が違う場所に入ったハルヒロ達。さぐりさぐりに情報を集めていき、生活を送っていくのはスリルがあって良いです。なんか久しぶりに緊張感が漂う冒険になってました。ミスをしたら死ぬみたいな。そして数巻…
ソウマやトッキーズ達に巻き込まれて、大規模戦闘に参加するハルヒロ達。ちょっとずつだけど、揉まれながら成長してるな。今回はとにかく戦闘の連続で落ち着きようがなかったが、どんどん世界観が広がっていくので、ついていくのに必死になります。ソウマさ…
新たな場所、ワンダーホールに踏み込んで慣れてきたときに新たなエリアを発見する。キッカワ達、トッキーズも遭遇し一緒に行動することに。ハルヒロ達のパーティーが静なら、トッキーズは動。とにかく奔放なキッカワ達に振り回されそうになるが、ハルヒロが…
前巻の大規模戦闘の末にモグゾーが死んでしまったことで、再びパーティー全体に影を落とすことに。マナトを失って、気づいたはずなのに。また繰り返してしまった。モグゾーの献身的な姿勢に頼りすぎてしまったパーティー全体の体質の問題。一度時間を置いて…
青春と創作が重なりあっていて、読み応えがあります。新キャラの藍奈が裏の顔をあるのにそれを隠さないで開き直っているのは珍しい。それは解の優しさのおかげかも知れないな。藍奈が明らかに過去になんかあったのは匂わせていたが、予想以上でした。この巻…
成長続けるハルヒロ達。(あらすじ)思わぬ活躍で有名になったハルヒロと仲間たち。自信を付けた仲間たちと、悩み続けるハルヒロのもとに後輩となる義勇兵達が現れる。そこにはハルヒロの記憶に残る名前を持った少女もいた。そんななか、オルタナの街はオーク…
ハルヒロがリーダーとしての役割に悩む。(あらすじ)…見捨てるなんて、できない。というか、見捨てるべきじゃない、と思う。見知らぬ世界「グリムガル」へと連れて来られたハルヒロたちは経験を積んでようやく半人前から抜けだそうとしていた。ステップアップ…
グリムガルでの冒険の始まり、始まり。(あらすじ)おれたち、なんでこんなことやってるんだ…?ハルヒロは気がつくと暗闇の中にいた。何故こんなところにいるのか、ここがどこなのか、わからないまま。周囲には同じように名前くらいしか覚えていない男女、そし…
デラダメな行動が全て良い方向に流れていく爽快感がありました。(あらすじ)犯罪者や異教徒が跋扈する荒廃した最悪の土地・ベイバロン領。 若くして家督を継いで領主となったリゼは、凶悪な領民に殺されないため、一つの決断を下す。 それは――領民に媚びへつ…
オーバーラップの新人賞作品で1番面白そうなので、読みました。読んで良かったと思う、青春模様でした。主人公や周りの女の子達が、創作をやっていたら出会う現実と戦うのが熱いし、高校生だからこそ出来る無茶なノリも面白く感じられました。青春と創作が組…