電撃文庫
本の世界に入り込むという要素に惹かれました。(あらすじ)君の仕事は“主人公として本の中に赴き結末をハッピーエンドへ導く事”だ。 “主人公”募集。そんな怪しいバイト募集の張り紙に惹かれ、謎の美女が主を務める洋館を訪れた平凡な高校生の輝馬。 雇い主で…
死神や吸血鬼が生み出された理由。(あらすじ)監獄から抜け出した『死神』。死の匂いが充ちる街でルーミーたちは……。 「お兄ちゃんも真面目に生きて、天国を目指そうって気になってきたんですか?」 個人でやっていた運び屋を、会社として運営し始めて早一月。…
秋玻と春珂の甘い誘惑に惑わされる。(あらすじ)僕と君と君の恋。どちらも選べない僕は、危険な場所に踏み込んで――。 一人の中にいる二人の少女、「秋玻」と「春珂」。僕は自分を助けてくれた彼女たちと、ある約束を交わした。 それは「二人に同じだけ恋する…
GAの次は電撃の新人賞受賞とは凄い。(あらすじ)千年の時を経て目覚めた最強の聖仙が、残虐な妖魔を殲滅する! こんな世界はぶっ壊してやる―― 妖狐の因子を持つ少女・熾天寺かがりは、村を襲う妖魔や心ない人間たちから迫害され、この世界の全てを忌み嫌ってい…
素晴らしいスピンオフをありがとうございます!という気持ちでいっぱいです。沙弥香が幸せそうで、何よりです。(あらすじ)『だってわたし、今、あなたのことが好きだもの』それは何年ぶりの『出会い』だっただろうか。大学二年生となった沙弥香を慕う、一つ…
2巻で作品にハマって、続きはまだかまだかと待ちましたが、めちゃくちゃ面白かったです!(あらすじ)仮初めの平和が終焉した。波乱のオートマタ博覧会と、ハウエルズによる軍事用オートマタ“HW式”の発表から一週間、首都・イエッセルは反吸血鬼感情に支配され…
1巻ぶりにオリバーの復讐がメインの巻で、ワクワクドキドキしながら読めました。周りの友人の成長や環境の変化も良いが、やっぱりオリバーの悪い面がもっと見たい。そして、苦しみながら前に進む姿を見たい。今回の復讐大賞はリアリストで魔導を追求する変人…
電撃文庫大賞受賞作品。最近アイドル的な活躍もしている女性声優を前面に押し出していて好感が持てる気がします。物珍しさだけでなく、しっかりと物語の定石を踏んでいて、太く熱い作品になっていました。女子高生で同じクラスの2人。ギャル系美少女の由美子…
前巻の刊行から1年と数ヶ月が経ち、アニメと映画が盛り上がったところで、次は大学生編へと移る。思春期症候群という内容的に高校生のうちだけでも良いように思うが、青ブタが続いてくれるということは嬉しい。一区切り出来るタイミングはあったと思うが、終…
青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない (電撃文庫) 作者: 鴨志田一,溝口ケージ 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/10/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る (内容) 三月に入って、三学期も残り1ヶ月。いよいよ迎えた麻衣の卒業式当日…
青春ブタ野郎シリーズ、第8巻。新章突入。激動な1章から新章はどうなるのか、楽しみで仕方なかったです。5.6.7巻と感情揺さぶられる話が続いていて、今巻は緩やかな話運びに感じました。平和な日々を送る咲太や麻衣さん、翔子ちゃんを見れるのがなんと幸せな…
戦場で生きてきた部類の戦士があることをきっかけに幼稚園で働くことになる。知識がないだけに子供たちに振り回されて、自分には向いてないと思いながらも踏みとどまり、自分に出来ることをやり、信頼を築いていく過程がとても良かった。揉め事もプラスに変…
1巻ですっかり仲良くさせるんじゃなく、そんな簡単に関係は成り立たないよという感覚あって、素晴らしい2巻でした。ルーミーがシーモアとの約束で自分に課したことに悩み、苦しめる。そんなルーミーに対しての距離感を測りかねてるシーモアは読者目線だから…
前巻で秋玻に振られ、霧香に本音を揺さぶられて、すっかり自分を見失った矢野を取り戻そうとする今巻。そんなタイミングで修学旅行へ行くのはもったいないかなとも思うが、秋玻の思い入れがある土地だと思うとアリだな。矢野が主人公できる状況じゃないから…
矢野、秋玻、春珂の関係がさらに複雑になっていく文化祭。この作品は一歩進んだと思ったら二歩下がって、方向を見失ってしまう。関係が落ち着くのは最終巻になるのかな。今回、新キャラの霧香が矢野と秋玻、春珂の関係を掻き回す。嫌なキャラを当ててきたな…
遂に、ここからが始まりだと言える。矢野、秋玻、春珂の三角関係は春珂が我慢していたから保てていた。しかし、春珂も自分の好きを抑えられず、胸から溢れ出してくるとか最高過ぎる。他人事だから、楽しめる。物語だから見ていられる。怯まずに作者の思うが…
二重人格の少女・秋玻と春珂が学校生活をなんとか送れるように、ある日彼女らの秘密を知った少年・矢野が協力する。そんな日々が続いていくうちに隠しきれなくなる想い。1巻はまさに恋の始まりを描いていて、困難な問題が待ち受けてられるだろうが続きが楽し…
二年生編に入り、1年経ったことにより成長した姿を見せるオリバー達面々。小休止のような日常やこの世界の性について、これからハードルが上がっていく授業。シェラの例のシーンはビックリ。笑次からの嵐の前の静けさみたいな一冊だった。そして、オリバーが…
空の青さを知る人よ、しんのと慎之介視点から描いたスピンオフ作品。個人的に映画で感情移入した2人を文章で心情を分かるのは助かります。18歳のしんのが1人になって、考えてたことや、あかねへの想いが切ない。しんのが物語を動かすきっかけになっていただ…
真面目な彗花とヤンチャな蓮の微笑ましい、青春物語第2巻。母に内緒で同居を決める彗花が危ういところにいるように思える。果たして、信頼してもらっている母にバレたら、どうなるか気になります。今巻でバレるのではないかと思ったが、そんなことは無かった…
賭博師は祈らないの作者・周藤蓮さんとイラストレーター・ニリツさんが再びタッグを組むとか最高過ぎる。タイトルと表紙からして、名作感が溢れてますよ。賭博師の次は運び屋。淡々と仕事をこなしていた主人公・シーモアはある日いつも通り仕事をしていたら…
よく分からなかったのが正直なところ。1回読んだだけじゃ駄目みたいです。織機さんがわりとメイン。成長したのかなと思ったら、結局は正樹に依存している状況で、正樹が大変だ。それでも正樹なら大丈夫だと思うが。あと、ブギーポップという存在の矛盾が突か…
ジンクスを商売にするとは恐れ入ります。誰かは一度ぐらいは意識するジンクスを売るなんて、発想が良い。ただ、今回はブギーポップが早めに気づいて動いたからか、悪いやつはポンポン片付けられていって、あっという間に終わった感じが。しかし、最後に残っ…
キノの旅XXII the Beautiful World (電撃文庫)作者: 時雨沢恵一,黒星紅白出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2019/07/10メディア: 文庫この商品を含むブログを見る やっと、最新巻まで追いつきました。令和になっても続くみたいですね。この旅の最終巻は訪れ…
キノの旅XXI the Beautiful World (電撃文庫)作者: 時雨沢恵一,黒星紅白出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2017/10/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (13件) を見る 今回は中々パンチが効いた話があって面白かった。全体的にほのぼのとした話だったが、…
犯罪を次々と起こしていく男女のボーイミーツ。偶然に巻き込まれて、ドミノ倒しみたいに次々と事件を起こしておきながら、ホーリィとゴーストは実感することなく流れていく。不思議な事件に巻き込まれた、ホーリィ&ゴーストは最後に確かな答えを見つけ出して…
今回は凪が炎の魔女と言われる所以である、出来事が起きる。1巻から思っていた、凪がどうして魅力的なキャラなのか。凪は強い。身体的にも、精神的にも。何度壁にぶつかろうがめげない心と情熱があるから、凪には惹きつけられるんだ。失敗から逃げずに不変な…
今回は過去編。リコとウカの出会いの話があり、人間?ドラマが多めでありながら、料理描写もあり。正直なところ、こじんまりとまとまってしまってるなと感じてしまうが、楽しめるところもあり、続きも読みたいな。ファンタジーと食堂モノは未知数なところが…
絡繰騎士の成長譚。第2巻。1巻より水無月が人としての振る舞いを学ぼうとしているのが見えて、変化が伺える。まだまだだけど、そこはこれからも期待したい。今回は表紙のリタが吸血鬼の排斥運動で悩んだり、水無月との関係で完全に一方通行だったことに気づ…
最強と稲妻のぶつかり合いは男の戦い!って感じがして痺れました。互いに負けられない状況で、自分の矜持をかけてるのが戦闘の臨場感があるものにしてました。そして、ブギーポップはまたしても終わり際に現れると。もうちょい絡んできてほしい。ただ、ブギ…