羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

GA文庫

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 10

ベルとウィーネ達が離れ離れになり、モヤモヤしながら進んでいくわけがなく、大問題が発生する。 異端児達が悪意ある冒険者の残虐に我慢出来なくなり、暴走してしまう。異端児達の実態を知っているからこそ目を背けたくなる部分もあり、辛い。 そして、ウィ…

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 9

新章突入。 ファンタジー世界でモンスターを倒して当たり前の冒険者達が揺れる騒動が起きそうで怖いです。 意思疎通を取れるモンスター・異端児が現れて、彼彼女らは殺すべき存在なのか。 純粋なベルが異端児と出会ってしまい揺れるのは当然だが、どう変化…

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 8

毎巻熱いバトルがあるからこそ、短編集で日常を覗けるのは良いですね。 短編集だが1話1話でスポット当てているキャラクターのことをより深く知れるので、満足度が高かったです。 ヘスティアファミリアに移籍した命はちょっと気の毒だなと思っていたが、タケ…

ひきこまり吸血姫の悶々5

前巻の引きからヴィル回とは知ってはいましたが、良かったです。 コマリのメイドであり相棒で変態だけど頼りになるヴィルがコマリの側から離れている間のコマリが感じた寂しさや複雑な思いが、反転してヴィルを助け出そうとする展開を盛り上げていました。 …

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 7

ファンタジー世界でよくある夜の街の世界に踏み込んでいて、やりたくないことをやらなくてはならない春姫と出会ったベルが彼女を助けようとするが、誰かを助けることは容易ではなくて助けた後のことまで考えて動かないといけない。ただの優しさだけで動くの…

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 6

今回はダンジョンではなくファミリア同士の抗争に発展して、ベル達は厳しい戦いを強いられる。さらに、2巻から放置されていたリリのファミリアの問題も絡んできて、1冊でよくまとめたなと。 格上であるアポロンファミリアから戦いを挑まれて、ベルが特訓し…

蒼と壊羽の楽園少女

世界観が作り込まれているから、ファンタジーとして大事な雰囲気が固まっているのは大きかったです。 先が見えない物語だからこそ少女と少女の仲で築かれる関係が尊いですね。 主人公・吸血人形イスカと世界の謎に近い魔女少女・アメリの背景がしっかり描か…

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 5

前巻に引き続きの展開で、ベル達パーティーが追い詰められの決死の逃亡はハラハラしたが、助けられて良かった。助けられる形だったがそこに至るまでの必死さが良かったです。ヘスティアがベルのピンチを察して動き出すのは愛情を感じました。 一度落ち着い…

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる16

修羅場ラブコメも大詰め。 理解者ポジションで収まっていたカオルが暴走し始めてしっちゃかめっちゃかな事態に。 受験失敗の鋭太に忍び寄るカオルの狂気が恐ろしい… が、ヒメに対する八つ当たりはイラッときました。 鋭太に対しての想いが膨らみすぎて歯止…

天才王子の赤字国家再生術9 ~そうだ、売国しよう

わーいアニメ化決定。 動くウェインとニニムが楽しみです。 さて内容としてはページ数が少なく薄いと見せかけて、ウェインの自由奔放な振る舞いと場を掻き乱す頭脳は際立っていました。先の先をいくウェインの逆鱗が放たれたらどうなるのか怖いもの見たさが…

僕の軍師は、スカートが短すぎる2 〜サラリーマンとJK、ひとつ屋根の下

女子高生軍師の穂春との絡みが少なかったのは残念でしたが、今巻も面白かったです。 穂春が所属していた事務所に調査していき、リーダーである汐音や身体の弱さや家庭の事情が絡むレンのサポートに回る史樹が大人として子供から頼られやすくて理想でした。 …

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか4

レベルアップして、神からあだ名を名付けられたり仲間を増やすことを考えていて、箸休め的な回でした。 神々の戯言は流すとして、ベルに関してフレイヤが熱を上げているのがロキに伝わって、ヘスティアに教えとくというのはロキの優しさだな。 あだ名は無難…

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか3

ダンまち好きなら忘れられないベル対ミノタウロスの死闘が読める3巻。 序盤、遂にベルがアイズと向き合うことになりやっとアイズの苦悩が報われた笑 逃げてばかりだったが、良かったです。 そして、ベルがアイズに稽古をつけてもらい甘ーいこともありながら…

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2

2巻は冒険者に欠かせないサポーターのリリの話。 リリの家庭環境やファミリアから受けた仕打ちを見ると冒険者を嫌いになってもおかしくはないですね。とはいえ、リリがしたことはフォロー出来ないが… ベルに目を付けて、リリがペアを組むことになったがリリ…

ひきこまり吸血鬼の悶々4

今巻も厚いページ数でしたか正直前半に削っても良いのでは?と思う場面はありましたがコマリが巻き込まれるなら仕方ないのかな。 新キャラのカルラはコマリと似た境遇で、和菓子屋という夢はあるが跡継ぎを求められる環境がそれを許さないというふうに気持ち…

貴サークルは"救世主"に配置されました

まさか同人活動が世界の平和に繋がるとは笑 あらすじを読んだ以上にファンタジー要素が強くて最初は面食らいましたし、なぜそうなるのがという説明が足りていませんでしたが、話が進むにつれて気にならなくなる不思議。 創作とファンタジーという未知な組み…

〆切前には百合が捗る

妹さえの最終巻の確かあとがきの後にあった軽い企画かと思ったら本当に出版されるとは思ってもなかったです。 百合人気はラノベでも高まりつつあるからですかね。 最初の同姓愛者である主人公・愛結が周りから排斥されるのは辛いな。 言葉が広まっていても、…

友達の妹が俺にだけウザい6

なんだか初期の面白さがなくなってきた。多分創作の方がおざなりになってきて、恋愛色が強くなってしまうと物足りなくなってきたからだ。 創作と恋愛のバランスが良かったのに、それが崩れたのは残念。 ただ、彩羽が迷って悩みながらもある人物の発破により…

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

王道ファンタジーとして骨太シリーズの1巻。 久しぶりに一から読み返していきたいと思ったので読み返しました。 ベルが祖父の教えを胸に出会いを求めるために冒険者になったのは単純な動機ですが、そこはきっちり壁にぶつかるから嫌な感じはしません。 冒険…

天才王子の赤字国家再生術8 〜そうだ、売国しよう〜

遂にシリーズ8巻にもなってくると敵が大きくなってきますね。 それでも切り抜けるウェインの逆境を切り抜ける知恵と度量は健在で安心感があるので、最後にはひっくり返すだろうと思えます。 しかし、ウェインの凄さがどんどん広がっていくと同時に側にいる…

きみって私のこと好きなんでしょ?2 とりあえずデートでもしてみる?

1巻で仮のお付き合いすることになった黒矢と白森先輩はデートをする。 周囲には秘密だけど、秘密にしている分やりたい放題やる開き直りの良さが作品として良いテンポを作っている。 大体、白森先輩が黒矢をからかって引っ張っていくが、ところどころで黒矢…

僕の軍師は、スカートが短すぎる 〜サラリーマンとJK、ひとつ屋根の下

素敵な年の差同居ラブコメでした。 読み始める前までは軍師ってどういうことだ?と思っていたが、心理学の知識を駆使してサポートしていくというものでした。 主人公の史樹は終電帰り残業当たり前の社畜サラリーマンだが、定時で上がりたい。 史樹と同居す…

カノジョの妹とキスをした。2

不純愛ラブコメ。 まさかこうなるとは… 予想を超えるくらいドロドロになっていきそう。 晴香のターンだと思っていたが、予想以上に潔癖で身体を許さない。事情はあるんだろうけど、それを話さないと博道は信じられないよ。 好きが呪縛になっていきそうだけ…

竜と祭礼3 ー神の諸形態ー

地道に様々な人と関わり、自分が知らない思考を知ることで研ぎ澄まされていくのが分かるし、毎巻のように読んでて予想つかない結末にたどり着くのが楽しい。 離れていたイクスとユーイが再会した最後のあたりは情報量が多くて頭が重くなるが、与えられた情…

ひきこまり吸血鬼の悶々3

今回は状況やコマリ側だけでなく敵側のことまで描いていたのでエンジンがかかるのが遅めだし、コマリの愉快な日常が少なかったかな。 ただ、コマリが本気出してからの熱量は毎巻のように熱い。 敵側の暗い部分を徹底的に描いていた分、敵の思惑を吹き飛ばす…

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件3

絶好調の甘々両片思いラブコメ。周と真昼達が進級したことにより、周りのクラスメイトとの距離も変わっていく。周はイケメンの優太と友達になり、真昼は千歳とさらに仲良くなる。周は昔あった傷を思い出して、気が滅入るときに真昼がサッと近づいてきて隣に…

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる15

表紙のインパクトがありますね。 攻め攻めの姿勢で好きです。 今回、カオルが大暴れするのかと思いきや、嵐の前触れみたいに各所でやばい雰囲気を撒き散らすような動きだったので、これは次巻が楽しみです。カオルの闇深さとどう対峙していくんだろう。 そし…

痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった2

高校2年生の夏は進路で頭が痛くなる時期ですが、そこに恋愛のもつれが加わるとさらに大変なことに。主人公・椋が鈍感という言葉だけで表せないくらい地雷を踏み歩いてるのに違和感があるが、そこは…ね。幼馴染の姫奈がかなり攻めの姿勢だった、だが椋の方が…

友達の妹が俺にだけウザイ5

最初の数巻以降控えめだった真白が積極的に動き出した。真白の父の来襲も重なって、真白との関係を周囲に見せるために明照は真白とのデートをすることになる。その裏で、最近気づいた彩羽のうざ絡みの中に潜んでいる可愛さに気づいた明照が彩羽が心を休めら…

やたらと察しのいい俺は、毒舌クーデレ美少女の小さなデレも見逃さずにぐいぐいいく

クールを装っているが中身はチョロいヒロイン・小雪が人のちょっとした情報から相手を察してしまう主人公・直哉が出会うことで始まるラブコメ。互いに周りの人と壁を作ってしまう性格だがこの2人は相性が良く、気持ちを隠さないでいられる関係なのが良いです…