MF文庫 第13回新人賞 最優秀賞作品。
嫌なことから逃げ続ける主人公の芦屋優太にある日、時間をスキップする能力が手に入る。スキップしたら二カ月後になっていて、彼女が出来ていた。その彼女は問題児の柳戸希美でーーー。
これ、ラブコメというより青春だよなと思ってたら作者も意識してたのね。内容としては楽しめました。ただ、不満なところも少々あって、優太が何故スキップ能力を得たのか?飛ばされた間の補完が伝言になっているところとかが不満でした。しかし、過程より結果を大事だと思っていた優太が過程を通る意味を知って1からやり直そうとするラストは素晴らしかったです。そして、ヒロインの希美ちゃんは性格が聖女過ぎて転生して出会いたかったまであります……。
読み始めと読み終わった後はかなり差があるので途中で投げ出さず、最後まで読んでほしいなと思います。どうやら2巻も出るみたいなので期待です!!