キノの旅V the Beautiful World (電撃文庫)
- 作者: 時雨沢恵一
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/11/01
- メディア: Kindle版
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今回は収録されている、10話+プロローグ、エピローグの中で気に入った3つの国について書いて行こうと思いまっす。
「英雄達の国」
・今まで読んできた中で、報われない具合がトップクラスでした。英雄って自分では気づけず生きていたら、こうなるんだなと。また、構成も憎くくて、種明かしされたときはやってくれたなと。
「塩の平原の話」
・本当にがめつくて、性根が腐ってるやつは、自分がまさにその人物像に当てはまることを脳から除去する。まったく。
「予言の国」
・出落ちでしたね。読み始めて、すぐ落ちが分かりましたが読み進めたらその通りでした。予言ではなく、後出しジャンケン。最後にヤケクソに出した予言が当たりそうだったのは、最高の落ち方でした。