羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

ランウェイで笑って vol.4

ランウェイで笑って(4) (週刊少年マガジンコミックス)


 マンガ大賞2018にノミネートされて、今、1番勢いのある作品。

ファッションの世界ってこんなにも広くて、熱いんだと、伝わってくる良い作品。


 今回からは服飾芸華大学のファッションショー予選編がスタート。

優勝景品は、「ブランド立ち上げ援助 及び パリ留学」という、豪華景品が待っている。

育人の夢に近づくチャンス。

だが、参加者も強敵揃いで、野心を持ってギラギラしてるやつがわんさかいる。

その中から育人は抜け出せるのか、そして、夢と現実に挟まれて悩んでる心を助けられるのか、1巻からの勢い冷めやらぬ第4巻。


 今回の何かを得るために何かを捨てなければいけないのか?っていう、普段意識してないけど、実行してる部分に触れていて、見に詰まる話だった。

育人の、何も捨てない。両立をして、夢を追いかける姿は眩しくて、眩しくて堪らない。

本気の本気で生きている育人が、フィクションと分かっていても、応援したくなる。そんな熱が読んでて伝染してきます。

何かを成し遂げたいと思っている人、悩んでる人、諦めかけている人、多くの人を救う物語だなと思いました。


 物語も良くて、ファッションについても知れる、一石二鳥なこの作品が世に広がっていってほしいと願うばかりです。