青春ブタ野郎シリーズ、第5巻。
ある日、初恋相手の翔子から「会いたい」という手紙が届いた。麻衣さんに話せずにいた咲太に忍び寄る波乱の予感が⁉︎
そして、お家大好きのかえでから学校に行くという重大目標が明かされる。
かえでにとっては大きな目標なのだ。
だが、2年間まともに外に出なかったかえでには数々の困難が訪れるーーーー
泣いた。ひたすら泣いた。
妹キャラが苦しい思いをする作品は辛く感じるんだが、この巻はひたすら意地が悪いぐらい、かえでや咲太がいじめ抜かれていた。
鴨志田先生、マジで妹好き読者を殺しにきてた。
かえでは出たいんだ、だけど、身体に痣が出来たり熱が上がったりして、思い通りにはいかない。だけど、咲太や麻衣さんの力を借りてリハビリしていくうちに、少しずつ外に出られるようになる。そして、最後にあと一歩、あと1日あれば…… と思わざるを得ない。
ここから先は、読んでから知ってもらいたいから、あまり言えないんだが、読むのに覚悟が必要だと思う。
この巻から青春ブタ野郎シリーズの過酷さが増していきます。
ぼろぼろに尽き果てた咲太の元に翔子が現れて、そしたら麻衣さんも出てきて、完全に修羅場。
ただ、この時点では、麻衣さんより翔子の方が咲太を理解出来てるんじゃないかなーと。
次巻からの、青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ないと青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ないはかなりヘビーな展開になりますよ。
ご覚悟を!