羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ


超有名作である、ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ1〜7巻を読み終えたので、まとめようかと。


今作を知らない人はあまりいないんじゃないかと思うぐらい、人気があって、手を出しづらい面がありました。ただ、1巻読んだら、あれ?2巻、3巻、とスラスラと読み進めていきました。これは読みやすさと物語の構成力だったり、大輔と栞子さんの関係が気になるといった、様々な要素が含まれていたからだと思います。

古書を知らない人でも楽しめますし、作品で題材となった作品は読んで見たいと思います。


物語が進むにつれて、人間関係の闇が覗かれますが、それをかき消すような大輔と栞子さんの仲だったりと、綺麗に物語は締めに向かっていきます。

最後は考えうる限り、最高な終わりでした。

大輔と栞子さんの物語は続いていくんだと希望を感じる引き際で、番外編やスピンオフ、映画などが楽しみになりました。




いざ、読んでみたら、本が好きな人に手を取ってもらいたい作品だと思いました。